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本作は通常の劇映画と違い、台詞の入った台本はなく、出演者に与えられているのはキャラクター設定と行動指示のみ。
台詞は即興劇(アドリブ)で行われ、演技者としての実力が試される。
そんな緊迫した撮影に挑んだ出演者を表現した、今までにない新感覚ミステリー作品であることが伺える。
また、キャッチコピーの「誰も知らない結末が待つ即興劇(アドリブ)ミステリー」が表すとおり、出演者たちも結末を知らずに演じている。
だからこそ、予想不能な展開に期待が高まる。
劇場版の舞台は、『一夜のうちに3人の生贄の血を滴らせると死者が蘇生する』という、不気味な伝承が残る鬼灯村(ほおずきむら)。
その伝承をもとに「三つ首祭り」という奇妙な鬼祭が行われていた。
夜、村の長を務める一乗寺家当主の遺体が発見される。
しかし、その日、村へと続く一本道で土砂崩れが発生。
警察が到着するまでには、かなりの時間を要する。
当時、屋敷にいたのは8人。
それぞれ人には言えない秘密を抱えており、全員が殺害の動機をもっていた。
事件の真相に迫るべく、登場人物を演じるキャストによるアドリブ推理が予測不能な結末へと導かれていく。
©2024 劇場版「マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿」フィルムパートナーズ