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この菌は、食品中で増殖し、毒素を産生することで食中毒を引き起こす。
なお、セレウス菌による食中毒は、症状により大きく分けて、「嘔吐型」と「下痢型」の2種類がある。
また、セレウス菌による食中毒の原因となる食品は、穀物や穀物を原料とする食品が中心。
具体的には、チャーハンやピラフ等の米飯、スパゲッティや焼きそばなどの麺類が多く見受けられる。
(画像:食中毒の原因となった駅弁 吉田屋のホームページより)
吉田屋の駅弁でも、ご飯が糸を引いていたといった目撃証言がある。
予防方法としては、以下の2つのポイントがある
なお、一度に大量調理して保管する食品には、特に注意が必要。
また、セレウス菌は28℃~35℃の温度帯で増殖しやすいため、夏場は特に注意が必要となる。
飲食店をはじめ、年間の食事提供量の多い施設は、特に要注意だ。