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なお、この毒素は加熱しても分解されず、食品に含まれる毒素を口にすることで食中毒になる。
黄色ブドウ球菌食中毒の主な症状は、激しい吐き気・嘔吐・腹痛・下痢。
また、脱水症状や血圧の低下、脈拍微弱などを伴った症状により重症化する場合もある。
黄色ブドウ球菌は人や動物の傷口をはじめ、手指・鼻・のど・耳・皮ふなどに広く生息し、健康な人の20〜30%が保菌しているといわれている。
保健所は、黄色ブドウ球菌による食中毒を防止するために、①おにぎりを作るときは、調理用手袋を着用するか、ラップなどで包んで握る。
②調理品は長時間保管せずに、速やかに食べることを呼びかけている。