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初共演の二人は、少々緊張気味で撮影がスタートした。
メイキングカメラを見つけては、「爽健美茶」を持って笑顔で目線を送る出口だったが、本番撮影が始まると、真剣なまなざしでカメラチェック。
“好きだ”とソウタへ伝えるシーンでは、短いセリフながら、表情や言い方を変え複数パターンで挑戦する姿も。
3文字にかける熱い想いが感じられた撮影だった。
―今回、幾田さん作詞作曲の「吉祥寺」が爽健美茶のCMソングとなったことについて、どう思いましたか?
最初にお話を聞いた時は、すごく驚きました。「吉祥寺」を使っていただけるんだと驚いたのですが、実際にCMに使って頂いている映像を見て、すごくマッチしているなと思って。
今回起用していただけて、とても嬉しいなと思いました。
―「吉祥寺」という場所は幾田さんにとっても思い出深い場所かと思います。改めてどのような思いでこの曲を作られましたか?
この「吉祥寺」という楽曲は、私のアルバムの中の1曲なのですが、自分のルーツの中から1曲仕上げたいなと思っていました。
その中でも、私が学生時代によく通っていた思い出の地である“吉祥寺”という場所を舞台に自分のことを書いていけたらいいなと思って、この「吉祥寺」という曲を作っていきました。
実際に、私が通っていた道や、色んな所での思い出のエピソードを拾い集めながら歩いていくというストーリーになっています。
―全国発売から30年目を迎える「爽健美茶」ですが、幾田さんの「爽健美茶」にまつわるエピソードなどありますか?
昔から母がすごく身体に気を遣って育ててくれたので、その中でもお茶がカフェインゼロかどうかはすごく母が気にしていました。
なので、すごく小さい頃から親しみを持って飲んでいますし、だからこそ、今回新CMに起用して頂けたことがすごく嬉しいです。
―今回TVCMの中で「私を、前へ。」というフレーズが出てきます。ご自身の体験で自分自身の背中を押した「私を、前へ。」なエピソードはありますか?
常日頃から、自分を奮い立たせながら、“頑張れ”という気持ちで自分の背中を押し続けている毎日です。
私は、3月に大学を卒業し、学生生活が終わったのですが、音楽活動と並行して学生生活があったため、“忙しいな”“時間がないな、24時間じゃ足りないな”と思う瞬間が何度もありました。
そんな中で、周りの人に支えてもらいながら、自分でなんとか最後まで乗り切ろうという気持ちで走り抜けられたのは、すごく自分の人生の糧になったと思っています。
―最後に新TVCMを御覧になる方に、メッセージをお願いいたします。
CMは主人公のナツキが色んな葛藤や、心の中で色々なことにもがきながら前に進んでいくというストーリーです。
私がこの「吉祥寺」という楽曲を書いた背景には、学生時代の友達と離れ離れになってから過ごしていく中で、大切にしたい自分の故郷との繋がりをもう一度確かめに行きたいという想いがありました。
そこでの“絆は一生もの”だなと改めて気づかされるような、そんな大切な瞬間や、心の動きを曲に描いていったので、新CMの主人公たちの心とリンクすることができたら嬉しいなと思います。
今回の新CMと連動した「爽健美茶」のドラマも始まりますので、是非皆さんご覧ください!