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今回の作品のコンセプトについて、「春をテーマに、ひとつの作品で2つの物を表現して、春の訪れを演出した」と話す。
「ひとつめは容器から外す前。植木鉢っぽくなるように、ココアクッキーで土を表現してキウイで芽を作った」と言う。
「ふたつめは容器から外した後に、土からチューリップが咲いているようにした」と話す。
チューリップづくりには、イチゴとキンカンとキウイを使用。また、ムースはヨーグルト、生クリーム、砂糖、ゼラチンを使って作成したそうだ。
また、市販のココアクッキーを砕いて、土のように見せている。
さらに、完成品に載っている蝶々は、チョコで模様を描いたところにゼラチンを流して作ったそうだ。
「冷やして固める時間を除けば、作業した時間は1時間ほど」とぎーすけさん。
実際に食べた感想については、「甘さ控えめで、ふわっとなめらかなムースに仕上がった。フルーツとヨーグルトでさわやかな味だった」と述べた。
SNS上では、「素晴らしいし、かわいい」、「癒されるスイーツですね」、「春らしくてステキ」といった称賛の声が並ぶ。
普段から、作品づくりで心がけていることについては「ひとつの作品が完成したら、それで終わりではなく、派生して2度楽しめるようなアイデアはないかなと常に考えながら作っている」と話す。
次回作への期待も高まるが、「春なので、次は桜っぽいスイーツが作りたいですね」とぎーすけさんは意気込んでいる。
(取材・文 小野貴弘)