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ぬこー様ちゃんは、2006年より漫画家としての活動を開始。
さまざまな立場の人々の日常を切り取った絵日記を、SNS上で毎日投稿している。
この投稿について、「たまたまTwitter見ていたら牛乳というワードが目につき、そういえば、昔よく噛んで飲むように言われたなぁという思い出が頭をよぎり、漫画にしました」と話す。
漫画のネタは、自身の思い出から着想を得ることが多く、「いつ思い出すかわからないのでスマホを肌身離さず持って、すぐメモ帳アプリ起動できるように準備しています」と語った。
ぬこー様ちゃんが漫画家になったのは、さまざまな絶望的経験がきっかけだったという。
中学生以来、ふたたび筆をとり漫画を書き始めた様子は、Kindleインディーズ『2876日後に洗脳が解ける社畜』で無料公開している。
「漫画を描くのが好き。そしてやはりSNS時代において更新頻度は活動の要」と毎日投稿の理由について話すぬこー様ちゃん。
さらに、「たまにしか描かないおっさんに、世間は興味をもってくれません。見捨てないで」とお茶目に語った。
「漫画は読者とのコミュニケーションツールです。読者とドッジボールじゃなくてキャッチボールをしたいんです、僕は」と、漫画への思いについて話したぬこー様ちゃん。
今後の活動として、kindleインディーズにて数カ月おき、まとめて3冊ほどの刊行を予定している。
「活動ベースは今まで通りTwitterにしつつ、VTuberとしてYouTubeに進出したり、漫画を翻訳して海外に売りにだしたりしたいです」と今後の展開が楽しみだ。
(取材・文 古川友理)