3DCGと言えばまず最初に思い浮かぶのは「トイ・ストーリー」シリーズではないだろうか。アメリカや海外では昔からアニメ映画の手法として強く人気があった3DCGアニメ。しかし日本で定着してきたのはごくごく最近である。一昨年日本を代表するアニメ「ドラえもん」が3DCGアニメ映画化された「STAND BY MEドラえもん」は、多くのファンからの驚きの声を含め大きく話題を呼んだ。

 この作品をきっかけに日本でも3DCGアニメというものが普及し始め、そして今年2016年は3DCGアニメ映画が少なくとも、なんと9作品も日本での公開が決定している。今3DCGアニメーション映画は全盛期を迎えていると言っても過言ではない。映画以外でも現在「亜人」が地上波で3DCGアニメとして放送され、ファンの間で映画ばりの迫力が話題となった(映画も5月に公開する)。4月からはあの「ミッフィー」が3DCGアニメで放送がスタートする。

 今世界でアニメの基本となりつつある3DCGとは一体どんな魅力があるのか? 昨年12月に公開され大ヒットを記録した「I LOVE スヌーピー」(4月2日ブルーレイ&DVDリリース)を通して見つけていきたい。

 まず注目すべきはそのリアルな質感だ。スヌーピーのビーグル犬としての毛のもふもふ感は、思わず手を伸ばして触りたくなるほどリアルだ。風に揺れる毛並やウッドストックの羽ばたきからの風も感じることができそうである。映画上映時にも「3DCGのおかげで、スヌーピーの可愛さが際立つといった声が多かった。スヌーピーが飛行機でパリの上空を飛行するシーンに至っては、地上までの奥行感や広大な空が上手く描かれていて、アドベンチャー映画としても臨場感たっぷりでハラハラドキドキだ。

 他にもこの春休みに楽しめる3DCGアニメ映画は「ズートピア」や「アーロと少年」など様々だ。もしかすると3Dに抵抗のある方もいるかもしれないが、是非一度楽しんでみて欲しい。

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【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ