日本一のピン芸人を決定する「R-1ぐらんぷり」の審査員として常連だった6代目桂文枝が、審査員から消えた。

 6日、「R-1ぐらんぷり2016」の決勝戦が開催。今大会はエントリー数3786人と過去最多となり、決勝戦でも白熱した戦いが繰り広げられた。最終的に、トリッキーなネタで大爆笑を誘ったハリウッドザコシショウが見事優勝に輝いた。

 今大会の審査員は、関根勤、ヒロミ、清水ミチコ、板尾創路、間寛平の5人。6代目桂文枝は2007年の第5回大会、2009年の第7回〜2015年の第13回大会の審査員を務めており、審査員の中で最多の8回出演。「R-1」審査員の常連として、後輩達の芸を見守ってきた。

 6代目桂文枝といえば2月に、写真週刊誌「FRIDAY」で過去の不倫スキャンダルが報じられ、騒動に発展。演歌歌手・紫艶とは20年に渡って不倫関係を続けていたという。文枝は2月22日に会見を開き、不倫の事実については完全否定したが、「家族に迷惑をかけた」と謝罪した。

 「今回の『R-1』の審査員にいなかったのは、不倫スキャンダルの影響でしょう。大御所の落語家さんといえども、今の状況で後輩達の芸を審査することは、さすがに失礼にあたる。賢明な判断。この状況で審査員なんて受けたら、それこそ大バッシングを受けますから」(芸能記者)

 「R-1」の「R」は落語の「R」なだけに今大会、落語家の審査員が不在だったことが、なんだか残念な気もする…。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ