- 週間ランキング
2月27日と28日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、ジャニーズ事務所のアイドルグループ「Sexy Zone」の中島健人主演の「黒崎くんの言いなりになんてならない」が初登場1位を獲得した。
「黒崎くん−」は人気少女コミックを実写化。全国160スクリーンでの中規模公開ながら、オープニング2日間で15万7680人を動員、興収1億9070万5900円を記録。先週までV3を達成した「オデッセイ」のV4を阻止した。
「どこの劇場も、中島のファン層の若い女性ばかり。ジャニーズタレントの映画は、公開記念のイベントのチケットは争奪戦となり、公開されれば劇場へのリピーターが多く、それなりの集客が見込める」(映画会社関係者)
2位は「オデッセイ」で、週末2日間で14万5240人を動員、興収2億1367万1300円を記録。累計興収は27億円を突破した。3位は「信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)」で間もなく累計興収は40億円に達する見通しで好調を維持している。
初登場4位は「スター・トレック」シリーズのクリス・パイン主演のパニックアクション「ザ・ブリザード」。全国407スクリーンで公開され、オープニング2日間で6万0613人を動員、興収9986万7400円を記録。
ビートたけし主演の「女が眠る時」はトップ10入りならず、12位だったが、「かなり独特の世界観が描かれているので、一般受けするのは難しい。しかし、玄人筋からはかなり高い評価で各映画賞に絡むことになりそう」(映画ライター)
4日は経済エンターテインメント大作「マネー・ショート 華麗なる大逆転」、5日は人気アイドル・橋本環奈の主演作「セーラー服と機関銃 卒業」などが公開される。
【記事提供:リアルライブ】