もはや南関東には敵なし! 先週大井競馬場でおこなわれた「第7回フジノウェーブ記念(SIII)」。本命に推した優等生でマッチョなところが鈴木亮平のようなソルテは、まずまずのスタートを切ると楽に3番手の位置を取る。3コーナーでは早くも先頭に立ち、直線ではグイグイ伸びて1着。最後は流して2着馬に0秒5差を付ける完勝。もはや南関東には敵なし。今後は中央馬との対決に注目です。

 さて、今週は「第62回エンプレス杯(JpnII)」が川崎競馬場でおこなわれます。今年で62回を迎える伝統の牝馬限定交流重賞です。過去の勝ち馬にはホクトベガ、ファストフレンドなど、牡馬とも互角に渡り合ってきた名牝たちがいます。今年はどの馬が栄冠を手にするのか、熱く激しい女の闘いが繰り広げられます。

 本命は、正攻法の競馬っぷりが正統派アイドル・渡辺麻友のようなアムールブリエです。昨年当レースで初重賞制覇を果たすと、次走門別でおこなわれたブリーダーズゴールドカップでは、正攻法の競馬で女傑サンビスタを破る金星を挙げました。その後2戦は若干距離が短かったかともに1800mで4着と敗れましたが、2500m戦だった前々走の名古屋グランプリでは、GI馬ニホンピロアワーズを破り1着。前走にしても2100mの川崎記念では、並みいる牡馬を相手に正攻法の競馬で3着と力を見せました。牝馬限定戦、ましてや2100m戦となればここでは負けられません。
 
 相手本線はタマノブリュネット。前走はキレ負けしましたが、最後まで止まることなく伸びており、距離延長は望むところ。明け4歳とまだまだ伸び盛り、このメンバーに入れば力は上位でしょう。

 ▲は2連勝と勢いに乗るヴィータアレグリア。

 以下、ティンバレス、トーセンマリオンまで。

◎(5)アムールブリエ
○(9)タマノブリュネット
▲(4)ヴィータアレグリア
△(7)ティンバレス
△(6)トーセンマリオン

買い目
【馬単】2点
(5)→(4)(9)
【3連複2頭軸流し】3点
(5)(9)-(4)(6)(7)
【3連単フォーメーション】6点
(5)→(4)(9)→(4)(6)(7)(9)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ