NHK「おはよう日本」(月〜金曜午前4時30分〜8時/土曜午前6時〜8時/日曜午前7時〜7時45分)で、まちかど情報室のコーナーを担当している中村慶子アナが、今春の改編で、同番組の午前5時〜6時25分のキャスターに昇格することが決まった。現在、同時刻を担当している合原明子アナは同番組を卒業する。

 平日午前6時30分〜8時を担当中の東大出身の美人アナ・和久田麻由子は、そのまま留任するため、今春から、中村アナと和久田アナが“NHK朝の顔”となる。

 中村アナは茨城県取手市出身。上智大学を経て、05年にNHKに入局。初任地は徳島放送局で、08年に大阪放送局に異動。11年3月より、東京アナウンス室勤務となる。

 「産地発!たべもの一直線」など情報番組の司会を務め、13年4月からは、「あさイチ」でリポーターを担当。婦人警官など、さまざまなコスプレで話題をふりまいたが、15年3月で卒業。同年4月より、「おはよう日本」に出演。現在は「さわやか自然百景」(日曜午前7時45分〜8時)のナレーションも担当している。

 女子アナ・ウォッチャーのA氏は、「すでに三十路を過ぎていますが、童顔でキュートなルックスの持ち主で、男性ファンも多いです。『あさイチ』は常時、視聴率10%を超える人気番組ですから、視聴者にとって、中村アナは『コスプレのお姉さん』の印象が強いと思います。これまで、代打ならありますが、全国ネットの報道番組でキャスターを務めるのは初めてのこと。ようやく巡ってきたビッグチャンスの到来です」と語る。

 報道キャスターとなる以上、アナウンサーとしての技量が問われることになる。局内でのポジションを確保するためにも、このチャンスを生かしてほしいものだ。

(坂本太郎)

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ