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今月17日に、3rdアルバム『AMARANTHUS』と4thアルバム『白金の夜明け』を同時リリースする、ももいろクローバーZ。20日からは、新曲20曲という自己最多の挑戦を引っさげて、初の5大ドームツアーがスタートする。2月に入ってからは毎日YouTubeでPR映像がアップされ、テレビ、雑誌表紙にも数多く登場。ツアーで訪れる愛知、北海道、福岡、大阪、東京のローカル番組にも出演しまくり、絵に描いたような多忙さだ。
メンバーそろった唯一の地上波レギュラー番組『ももクロChan』(テレビ朝日系)も安定した人気を誇っており、番組占拠率で同時間帯トップに輝くことも珍しくない。芸能界にもファンが多く、“モノノフ(ファンの呼称)芸人”が番組で取り上げられることもある。
そんななか、ちょっとした珍現象が起こっている。先の『ももクロChan』でメンバーと絡んだ芸人が、相次いで売れていくのだ。
昨年、「ゴッホより、普通に、ラッセンが好き〜」などの“捧げる歌”シリーズでブレイクした永野も、“Chan芸人”の一員。現在公開中の新アルバム「試聴×視聴ビデオ」にも登場している。
“Chan”には無名時代から準レギュラー的に出演。玉井詩織がそのジェスチャーをまねたり、夏恒例の肝だめし企画でも、おばけ役で出演。動物マスクをかぶったまま大きく呼吸するネタでは、必死で笑いをこらえるメンバーの表情が好評を博した。
さらにダークホースなのは、メイプル超合金。“女芸人界のマツコ”こと、体重130の安藤なつはその昔、“Chan”に出演。カズレーザーとのメイプルを結成前は、超おデブのメイドとして出演。13年ごろには、同番組の好評企画『第2回ももクロChan杯7種競技 超人は誰なんだ〜Z』に、佐々木彩夏の助っ人「なっちゃんず1号」として出ており、のちに繰り広げたあーりんvsなっちゃんの抗争は、地味に人気が高かった。
現在の“Chan芸人”の代表格は、司会を務める東京03・飯塚悟志。こちらは、『キングオブコント2009』で優勝した、2代目王者。
“持ってるオンナ”ももクロは、あげまんなのかもしれない。
【記事提供:リアルライブ】