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先週、山口敏太郎事務所はリアルライブにてCIAが公開したUFO資料について紹介させていただいた。
読者の中にも公開PDF資料に目を通してみた人もいるのではないだろうか。
その公開資料の中に、奇妙な図が添えられた資料が存在する。
これは1952年にベルギー領コンゴのウラン鉱山近くを飛行していたUFOの設計図だというのだ。
1952年の7月中旬から8月にかけて、現地の複数の人々が激しく発光し、猛スピードで空を水平に飛んで行くディスク状の物体を目撃している。このコンゴでの目撃例の興味深い所は、いずれの事例でも目撃者が複数おり、それぞれの証言に矛盾が見られないこと。また、目撃した物体が似通っていることなどがあげられる。
8月2日に5人の人間が目撃した事例によれば、ディスクないしはボール状をしており、エッジや中央付近に赤い光が見えたという。その物体は20秒ほど空に停滞していたが、やがて南東から北西の空へ猛スピードで飛んでいってしまったという。
現地の小さな飛行場の司令官は、正体不明の戦闘機かもしれないと考え、飛行物体の調査を行ったという。目撃者らの証言を総合すると、円盤投げのディスクに似た形状で直径12〜15メートル。内部に燃える火のようなコアが確認でき、中央や周辺に開口部があり、アルミニウムに似た金属でできているように見えたという。これらの特徴と普通の飛行機とは全く違う飛行形態などから、司令官はこの物体は有人ではなく無人機ではないかと考えたようだ。
彼の調査などを元に考えられたUFOの設計図が、この調査資料の図なのである。
1952年は他にも多くのUFO目撃事件が多発した年でもあった。もしかすると、数多くの目撃証言の中に「本物」も紛れていたのかもしれない。
文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所
【記事提供:リアルライブ】