1月30、31日に千葉県の幕張メッセで開催されたニコニコ動画のゲームの祭典「闘会議2016」で、世界中で人気のゲーム『マインクラフト』を使った「マイクラ大運動会 〜俺たちの新国立競技場〜」が行われた。

 同イベントはゲーム上に「新国立競技場」を再現し、オリジナルの競技を来場者に体験プレイして、楽しんでもらおうというもの。同ゲームは、「サンドボックス」というジャンルのゲームとなっており、ユーザーが素材を作成し、建造物や農場、道具や武器を作り、ゲームのストーリーに縛られない、自由な楽しみ方をできることが大きな特徴になっている。ファンには「マイクラ」の愛称で親しまれ、現在はPC用ゲームとして以外にも、プレイステーション4やスマホなど、多数のハードでプレイ可能だ。

 また、マルチサーバーで多くのプレイヤーと協力して遊ぶことも可能となっている。今回のイベントに使用した国立競技場も、ユーザーが協力して作った建造物で、約150人のユーザーが参加、壮大な建設プロジェクトにより完成したとのこと。

 ゲーム内の競技種目は4人の競技マスターが考案。「ゾンビラグビー」「逃げまくれ!! マイクラ鬼ごっこin俺たちの新国立競技場」「ゾンビゴルフ-闘会議ゾンビートーナメント-」「ぷち Minecraft Japan 攻防戦 Flag Tournament in 闘会議」という、4つの種目を、時間ごとにわけて開催。会場の待機列は、常に順番待ちの列ができ、盛況だった。

 また、最近マイクラは、操作が簡単ながら、色々なものを協力して作れる自由度が高いゲームということで、親子で楽しむユーザーも多い。その影響か、イベント会場にも親子連れや小中学生の姿が目立った。

 4人ごとのチームに別れ、ゾンビを敵陣に追いやった数で得点を競う「ゾンビラグビー」では、ある時間になると巨大ゾンビが登場。そのゾンビをゴールに入れると10ポイントが獲得できるなどの仕掛けが。その他の競技もゲーム競技マスターの遊び心があふれるものだった。(斎藤雅道)

 

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ