今週デビューの注目馬は、1月24日(日)京都第6R芝1600m戦に出走予定のファクター。馬名の由来は「要素」。牡、黒鹿毛、2013年3月5日生。栗東・角田晃一厩舎。父マンハッタンカフェ、母エンドレスドリーム2、母父End Sweep。生産は日高町・藤本ファーム、馬主は石川達絵氏。2013年セレクトセール当歳市場において1575万円で落札された。本馬はまだ幼い馬体をしているが、胸前から頸差しにかけてはどっしりとした印象を受ける。やや胴が詰まっており、繋ぎも短めなことから距離は短めの距離が向くだろう。幼さが抜け、幅が出てくれば面白い存在になりそうだ。なお、鞍上にはS・フォーリー騎手を予定している。

 もう1頭の注目馬は、1月23日(土)中山第6R芝1600m戦に出走予定のレッドアルカナ。馬名の由来は「冠名+神秘(ラテン語)。人知を超えた走りを期待(母名より連想)」。牝、鹿毛、2013年4月3日生。美浦・国枝栄厩舎。父ディープインパクト、母シークレットジプシー、母父Sea of Secrets。生産は千歳市・社台ファーム、馬主は東京レースホース。愛馬会法人・東京サラブレッドクラブの募集馬で総額3000万円。母は米GIIディスタフHなど重賞を3勝挙げた実績馬。本馬は父というよりも母系が強く出た造り。トモにはしっかりとした筋肉を持っており、上腕の筋肉もなかなかのもの。胴はやや詰まっており、距離はマイルあたりが良さそうだ。動かすとやや硬さがあり、繋ぎの造りからもダート適性があると見る。なお、鞍上には蛯名正義騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ