今週デビューの注目馬は、11月8日(日)第5R芝2000m戦に出走予定のロイカバード。馬名の由来は「スイスの避暑地名」。牡、黒鹿毛、2013年3月8日生。栗東・松永幹夫厩舎。父ディープインパクト、母アゼリ、母父Jade Hunter。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主は寺田寿男氏。2013年セレクトセール当歳時市場において2億5200万円で落札された。母は02年米年度代表馬に輝き、GIを11勝した名牝。半姉はダート1400m戦で3勝を挙げたアメリ(父Distorted Humor)がいる。本馬は皮膚の薄さから代謝の良さがよくわかる。上質な筋肉を持っており、そのバネは相当のものがありそうだ。母父の影響からか頸差しには力強さがあり、前駆のバランスはGood。なお、鞍上には武豊騎手を予定している。

 もう一頭の注目馬は、11月8日(日)第5R芝2000m戦に出走予定のロードヴァンドール。馬名の由来は「冠名+金色の風(仏)」。牡、栗毛、2013年5月2日生。栗東・昆貢。父ダイワメジャー、母ジャズキャット、母父Storm Cat。生産はケイアイファーム、馬主はロードホースクラブ。愛馬会法人・ロードサラブレッドオーナーズの募集馬で総額3024万円。半兄にはOP3勝を挙げたロードマジェスティ(父ブライアンズタイム)がいる。本馬は父ダイワメジャーに似た均整の取れた好馬体をしている。各パーツには良質で豊富な筋肉量を誇っている。それでいて柔らかみのある動きを見せており、2000mの距離でも対応できるだろう。なお、鞍上には四位洋文騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ