今年のNHK紅白歌合戦の総合司会が、情報番組「あさイチ」の司会をつとめる同局の有働由美子アナウンサー、白組司会が同番組で有働アナとタッグを組むV6井ノ原快彦、紅組司会が女優の綾瀬はるかに決定したことを、一部スポーツ紙が報じている。

 有働アナは12年から昨年まで総合司会をつとめ、今年で4年連続。安定感抜群だが、「あさイチ」では“ワキ汗”で騒動を巻き起こしたり、先日はつけまつげが取れるなど、生放送ならではのハプニングを巻き起こしているだけに、紅白でも思わぬハプニングが期待される。井ノ原が紅白の司会を務めるのは初めてで、綾瀬は2度目となる。

 「あさイチ」コンビの2人は全国のお茶の間に浸透しているだけに納得だが、気になるのが綾瀬の起用理由。

 記事によると、綾瀬は同局が「放送90年大河ファンタジー」と銘打ち、肝いりで制作する大型ドラマ「精霊の守り人」への主演が決まっており、同ドラマは来年3月から3年間放送。13年に大河ドラマ「八重の桜」に主演し、同年の紅白で紅組司会を務め、飾らない司会ぶりも好評。また、綾瀬本人が紅白の司会には思い入れがあったこともあり、起用されたという。

 「もともと、タモリが総合司会をつとめることが内定していたが、一部スポーツ紙が正式決定前に報じてしまったため、タモリがヘソを曲げてしまったようだ。そこで、白紙に戻して人選が行われたが、一部で名前があがっていた、紅白を“勇退”した演歌界の大御所・北島三郎に打診するも断られ、ほかにも目ぼしい候補者がおらず、結局、局アナの有働で落ち着いた」(芸能記者)

 視聴者が見慣れた「あさイチ」コンビに、司会経験者の綾瀬では新鮮味がゼロ。サプライズの大物アーティストがいなければ盛り上がりに欠けてしまいそうだ。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ