山口敏太郎事務所はこれまでにも、世界初のUFOもとい「空飛ぶ円盤」目撃事件である、1947年のケネス・アーノルド事件よりも古い時代に撮影されたUFOらしき謎の物体が写り込んでいる画像を紹介してきた。

 これらの数多くの写真からは写っているものの真贋はさておいても、相当の昔からUFOらしき奇妙な物体が目撃され、撮影されてきたことが判る。

 では、記録に残っている現時点で一番古い「UFOを記録した写真」は何なのだろうか?

 その疑問の答えとなる写真が、今回ご紹介している写真だ。湧き上がる大きな積乱雲を背景に、黒く長細い物体が空中に浮かんでいる。よくUFOの母船ではないかとも言われている、葉巻型のUFOに酷似した外見である事が判る。

 撮影されたのは1870年から1871年にかけて。日本はまだ明治時代の頃の話である。撮影地はニューハンプシャー州のワシントン山付近だとされている。

 なお、この写真はもう一枚存在しており、ステレオ写真であることが判明している。

 この写真は2002年に匿名の人物がインターネットのオークションサイトeBayに出品し、国際写真センターのシャミュエル・M・シャーマン氏が高額で落札した。氏はまずはこの写真を科学者に提出し、詳細な分析結果が出るのを待って結果とともに公表したい、と述べているという。

 現在ネットでも見ることのできるこの画像は、オークションに出品された際に出回ったものだという。

 果たして、この最古のUFO写真の鑑定結果が出る日は来るのだろうか?

文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ