強気な競馬をするも…。先週川崎競馬場でおこなわれた「第14回鎌倉記念(SIII)」。本命に推した出川哲朗のように粘り強いアンサンブルライフは、前走同様にスタートでやや後手を踏むと隣の馬とぶつかる不利。行きたがる素振りを見せるも抑えて3番手の位置を取る。1、2コーナーを上手く捌き、向正面では一気に先頭に躍り出ると、直線では逃げ脚を伸ばしたが、前半無理をした分最後は粘り切れず2着。それでもスタートから強気な競馬をして着差はわずか0秒3差。スムーズな競馬が出来ればもっと接戦だったでしょう。次走にも引き続き注目です。

 さて、今週は「第25回埼玉新聞栄冠賞(SIII)」が浦和競馬場でおこなわれます。古豪はもちろんのこと、今年は羽田盃馬、東京ダービー馬が参戦し、熱く激しい闘いが浦和の地で繰り広げられます。

 本命は強くて学があるレイザーラモンHGのようなラッキープリンスです。2歳時は卓越したスピードを武器に1、2番手からの競馬で勝利を挙げており、逆に包まれて競馬をした時は7着、12着に敗れています。が、その2戦の敗戦から馬が学び、羽田盃では5番手から3着、東京ダービーでも5番手から勝利を挙げる学習能力の高さと強さを見せつけました。ジャパンダートダービーでは、中央ダート3歳トップレベルを相手に3着と奮闘しました。前走こそ初の中央ということで力を発揮できませんでしたが、今回は4戦4勝と相性の良い浦和競馬場となれば負けるわけにはいきません。

 相手本線はここのところ好調のカキツバタロイヤル。一昨年の総の国オープンから昨年の東京記念までの5戦で精彩を欠き、さすがに衰えが出てきたかと思いましたが、昨年当レースで2着と好走し、その後は好走と凡走を繰り返していましたが、ここ2戦は勝ち馬から0秒6差、0秒5差の3着と好調を維持しています。今回は斤量58kgとなりますが、浦和は7戦2勝2着3回3着1回と複勝圏率85%を誇る相性の良いコース。こなしてくれるでしょう。

 一発ならイケメンで目のパッチリ具合が平岡祐太に似ているガンマーバースト。ムラっ気がありますが、2年前に当レースを制した時のようにハマれば強い勝ち方をします。今回は前走よりも気配が良く、一発を期待できる状態です。

 以下、タイムズアロー、バトードールまで。

◎(6)ラッキープリンス
○(1)カキツバタロイヤル
▲(4)ガンマーバースト
△(11)タイムズアロー
△(5)バトードール

買い目
【馬単】6点
(6)→(1)(4)(5)(11)
(1)(4)→(6)
【3連複1頭軸流し】6点
(6)-(1)(4)(5)(11)
【3連単フォーメーション】12点
(6)→(1)(4)→(1)(4)(5)(11)
(1)(4)→(6)→(1)(4)(5)(11)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ