ぴたまる認知向上委員会は、PiTaPaシンボルキャラクター「ぴたまる」に関する動画を10月15日より公開した。

 『スルッとKANSAI 緊急記者会見』では、PiTaPaシンボルキャラクターを務める「ぴたまる」が、交通系ICカード「PiTaPa」のPRキャラクターでありながらも、認知度が著しく低く、キャラクターによるPR効果が皆無に近いことを指摘。今回のPR動画で、そのPR力を証明できなければ、シンボルキャラクターの座から失脚させることが発表された。

 会見の中では、ぴたまるのPR動画が公開されることや、そのPR動画が10万再生回数突破することができなかった場合、ぴたまるにはPR力が無いと判断し、PiTaPaのシンボルキャラクターを「クビ」にする、ということが宣告さている。

 ぴたまるのクビがかかったPR動画は、全部で8本公開。しかし、どの動画でも、ついつい「あかんたれ」っぷりを発揮してしまうぴたまるの様子は、どこかかわいらしく、どこか切ない内容となっている。また、本動画の公開に合わせて、近年のご当地・企業キャラクターブームを紐解く調査も実施。調査の結果明らかになったのは、ご当地・企業キャラクターに期待する温かい声はありながらも、「もうブームは終わった」「乱立しすぎ」といった手厳しい意見が多数あるという実態だ。

 全国の成人男女1,018人を対象に行った調査によれば、実際、「最近、ご当地・企業キャラクターの数が、多すぎて、新鮮味がない」と回答した方が89.8%と、かなりシビアな目で見られているということが明らかになった。急な供給過多によって大量のキャラクターが生み出されたものの、「いずれは使われなくなってしまうキャラクターが出ると思う」と感じている方も93%。そもそも、ご当地・企業キャラクターブームがそろそろ終わるだろうと考えている人が71.1%と、こうしたキャラクターブーム自体についてもドライに捉えている人が多いという結果だ。

 厳しい現状の中、果たして「ぴたまる」に未来はあるのか!?

【参考動画】http://npn.co.jp/movie/detail/6988943/

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ