今週デビューの注目馬は、10月18日(日)京都第5R芝1800m戦に出走予定のピッツバーグ。馬名の由来は「アメリカの地名」。牡、鹿毛、2013年2月11日生。栗東・矢作芳人厩舎。父ダノンシャンティ、母メジロフランシス、母父カーネギー。生産は日高町・戸川牧場、馬主はラ・メール。祖母は重賞4勝を挙げたメジロモントレーで、半兄には今年の安田記念(GI)を勝ったモーリス(父スクリーンヒーロー)がいる。本馬は全体的にまだ緩さがあり、特に後駆はこれからといった印象。それでも前駆はしっかりと良質な筋肉が付いている。如何にもバネがありそうな造りで末は切れそうだ。なお、鞍上には武豊騎手を予定している。

 もう一頭の注目馬は、10月17日(土)京都第5R芝1200m戦に出走予定のレイリオン。馬名の由来は「ユリ(ギリシャ語)。花言葉は栄華。本馬の栄華を願い。母名より連想」。牝、鹿毛、2013年1月17日生。栗東・安田隆行厩舎。父ダイワメジャー、母リリサイド、母父American Post。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額2800万円。半姉には芝1400m戦の未勝利、500万下を連勝したプルメリアスター(父ゼンノロブロイ)がいる。本馬は父がダイワメジャーに代わったことで筋肉量がアップ。よりパワータイプに出た。全体的にバランスが取れた好馬体をしている。背中が短いことやカッとなりやすい気性から距離は短い方が良さそうだ。なお、鞍上には和田竜二騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ