先日、未確認生物に関するあるニュースが全米で話題になった。

 「サウスカロライナ州に伝説の未確認生物、リザードマンが再び姿を現した!?」というものだ。

 とある日曜日のこと、サウスカロライナ州に住む女性が教会へ向かう途中に、奇妙な人型の生物を目撃。その姿が現地で昔から噂されている未確認生物、リザードマンに酷似していたため、慌てて写真を撮影したのだという。そこには灰色の肌にかぎ爪の生えた手足、長い尻尾に赤く光る目をした伝説のリザードマンの特徴を備えた人型生物の姿が写っていたのである…が、写真に写っていたリザードマンらしき姿はどう見ても着ぐるみにしか思えない露骨な代物である。さすがに現地でもフェイクではないかとする意見が出ているが、この写真を撮影した女性をはじめ「再びリザードマンが人々の前に姿を現したのだ」と信じている人は多いという。

 リザードマンはこのサウスカロライナ州にて 1988年に目撃された非常に凶暴な未確認生物だ。ビショップヒル近隣にスケープオレ沼という沼地があるのだが、ある青年が車で帰宅途中に沼から現れた身長2メートル、赤く光る目をした人型の生物の襲撃を受けたのだ。車にはかぎ爪でつけられたものと見られる奇妙な傷が多く残されていたという。

 その後もリザードマンは定期的にこの地に姿を現しており、今年の5月にリザードマンらしき姿が目撃され、動画にも撮影されるという事件が起きていたため、現地ではリザードマンの再来として話題になっているのだ。

 アメリカにはリザードマン以外にも爬虫類型人間とでもいうべき謎の人型未確認生物が各所で目撃されている。有名なところでは1958年にカリフォルニア州で目撃されたカエル人間、1960年代から目撃が頻発しているルイジアナ州のハニースワンプモンスター等がそうだ。

 さらにさかのぼると、古代のシュメール神話には「アヌンナキ」という宇宙人の記述が出てくる。リザードマンをはじめとする爬虫類型人間(レプティリアン)はアヌンナキ人と人間の遺伝子を組み合わせた人工生物の子孫である、と推測するものもいる。

 アメリカ各地の沼地で未だに目撃され続けている爬虫類型人間ともいうべき謎の人型未確認生物の目撃情報は、これからも増えていくのかもしれない?

写真:古代シュメールの印章に描かれた「アヌンナキ」。中央に人間ではない謎の生物が確認できる。

文:和田大輔 取材:山口敏太郎事務所

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ