豪脚使うも…。先週大井競馬場でおこなわれた「第49回黒潮盃(SII)」。本命に推した劇団ひとりのようにチャレンジャーなパーティメーカーは、スタートで出遅れると後方3番手の位置取り。道中はじっくりと脚を溜め、3コーナーから促し始める。4コーナーでは大外を回り37秒7の豪脚を繰り出し追い込むも3着まで。さすがに道中の位置取りが後過ぎました。それでも上がりは次位に0秒8差と断トツで、負けて強の内容。これからも目が離せない一頭です。

 さて、今週は「第12回スパーキングサマーカップ(SIII)」が川崎競馬場でおこなわれます。オープン地方他地区選定馬競走で、今年は岩手から2頭、高知から1頭が参戦し、川崎の夜を盛り上げます。

 本命はこの馬! 三浦春馬のように色白なケイアイレオーネです。前走は中央から移籍初戦でありましたが、スタートで出遅れ、すぐに先団に取り付いたものの行きたがってしまう。1コーナー付近では落ち着き、4コーナーは抜群の手応えで来たものの相手が悪く2着まで。それでも移籍初戦としては十分過ぎるほどの内容。地方の水に慣れ、叩き2走目とくればここは鉄板でしょう。

 相手本線はトーセンアレス。マイル戦では5戦3勝と勝率60%で、川崎では3戦2勝の勝率66.7%。川崎のマイル戦に限っては2戦2勝の勝率100%と最も得意とする舞台です。月1走のローテーションで使われており、無理づかいをしていない分8歳でも衰えは感じさせません。

 一発なら地方に移籍して3戦目で能力全開のカネトシイナーシャ。

 以下、トーセンアドミラル、ポイントプラスまで。

◎(6)ケイアイレオーネ
○(5)トーセンアレス
▲(11)カネトシイナーシャ
△(4)トーセンアドミラル
△(12)ポイントプラス

買い目
【馬単】3点
(6)→(4)(5)(11)
【3連複1頭軸流し】6点
(6)-(4)(5)(11)(12)
【3連単フォーメーション】9点
(6)→(4)(5)(11)→(4)(5)(11)(12)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ