1月期にTBSで放送された連ドラ「まっしろ」で大惨敗を喫した堀北真希が、5か月ぶりにドラマ出演を果たす。

 それは、テレビ朝日が8月16日日曜午後9時からオンエアする戦後70年ドラマスペシャル「妻と飛んだ特攻隊」。

 同ドラマの舞台となるのは満州で、昭和20年8月15日の終戦から4日後の同19日、主人公である山内房子(堀北)が、特攻隊員である夫・節夫(成宮寛貴)とともに、特攻機に乗り込んで飛び立った実話に基づいた物語。

 ノンフィクション作家・豊田正義氏の「妻と飛んだ特攻兵 8・19満州、最後の特攻」が原作で、杉本哲太、八嶋智人、荒川良々、堀井新太、三浦涼介、小西真奈美、竹富聖花、趣里、羽田美智子、高島礼子、國村隼らの豪華キャストが出演する。

 堀北は、平均視聴率20%(数字は以下、すべて関東地区)を超える大ヒットとなったNHK連続ドラマ小説「梅ちゃん先生」(12年度前期)でヒロインを務め、一躍、国民的女優となった。

 その後、主演した「ミス・パイロット」(フジテレビ/13年10月期)は平均11.7%とまずまずだった。

 ところが、「まっしろ」は初回でマークした7.9%が最高で、以降、視聴率は下がる一方。禁断の5%割れも2度出した。最終回は5.2%で、全10話の平均は5.8%と惨たんたる数字で、国民的ヒロインに傷が付いてしまった。

 昨年、堀北は2度スペシャルドラマで主演を務め、「ヒガンバナ〜女たちの犯罪ファイル」(日本テレビ/10月24日放送)は11.3%、「松本清張ドラマスペシャル〜霧の旗」(テレビ朝日/12月7日放送)は12.8%と、いずれも2ケタ台で合格点の視聴率を挙げている。

 堀北としては、「妻と飛んだ特攻隊」でも、なんとしても、2ケタ台を記録して、「まっしろ」で受けた汚名を返上したいところだ。

(坂本太郎)

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ