ロック歌手のダイアモンド☆ユカイが2日、都内でアルバム「ユカイなKidsソング」の発売記念ミニライブを行った。

 ユカイにとって初の子供向けソング集となる本アルバム。会場に集まった親子連れ客を前に「お三時ロック」「およげ!たいやきくん」「ケロンパパのおそうじソング」の3曲を熱唱したユカイは「楽しいねー」とご機嫌。

 キッズダンサーをバックに従えダンスにも挑戦したが、「キッズダンサーが優秀。ついていくのがたいへん。基本的には(ロックのステージでは)天性の踊りで勝負してきたので、決まったことをやるのは苦手。だって、決まったことを破るのがロックだったから」とダンスに苦戦で苦笑いの一幕も。

 かつては元レベッカのギタリスト木暮武彦と、RED WARRIORS(レッド・ウォーリアーズ)を結成(1985年)。ハードな音楽で勝負していた時期もあったが、プライベートでも3児の父となり、かつての音楽とは一転、今は子供ソングを身振り手振り、楽しげに歌い上げる。親子連れ客を前に話しかけるその姿もすっかり優しいパパの顔だ。

 それでも「新しいことをやるのは大好き。大人も子供も楽しめるキッズソングがあってもいいんじゃないのって、それでこのアルバムを作ったんだよ」と前向きなユカイ。今後の目標を聞かれると「ケロンパパで紅白に出たい」と笑顔で話していた。

(取材・文:名鹿祥史)

【記事提供:リアルライブ】
情報提供元: リアルライブ