松原のぶえさんの遺作 死去の5日前に収録した「鶴来の里唄」11月18日に発売
9月13日に65歳で亡くなった演歌歌手松原のぶえさんの遺作「鶴来(つるぎ)の里唄」が11月18日に発売される。
レコーディングは死去の5日前。9月8日に都内で行われた。立ち会ったディレクターによると、いつも通りの元気な様子で伸びやかに歌唱していたという。「無事にレコーディングも終わり、曲の完成を15日に予定していました。でも、その前に突然、松原さんの訃報(ふほう)の連絡があったので、すごく驚きました」。松原さんは「良い作品ができたので頑張りましょう」とスタッフに声をかけていたという。
歌の舞台は石川県白山市の鶴来地区。恋しい人が鶴のように飛んで来るのを待ち続ける女性の切ない思いを松原さんが情感豊かに歌い上げている。
作詞家石原信一氏と作曲家弦哲也氏の名コンビで、テレビ金沢の音楽・紀行番組「弦哲也の人生夢あり歌もあり」から生まれた楽曲だ。
カップリングは「明日(あした)の花」。松原さんが作詞を手がけ、「明日はきっと花は咲く」と呼びかける人生の応援歌。誰にでも優しく接し、多くの人に愛された松原さんからの“ラストメッセージ”だ。