伊藤沙莉「虎に翼」で東京国際映画祭登場 映画化は「歴史的にほぼない、光栄」
<第39回東京国際映画祭レッドカーペット・オープニングセレモニー>◇26日◇日比谷ステップ広場、日比谷仲通り、ヒューリックホール東京
劇場版「虎に翼」(梛川善郎監督、27年1月15日公開)主演の伊藤沙莉(32)が、シックな黒のドレス姿で、トップバッターとして登場した。ファンとの自撮り撮影にも気さくに応じ「ありがとう!」と笑顔で呼びかけるなど楽しんでいた様子で「すごい楽しかった」と笑顔で振り返った。
劇場版「虎に翼」は、24年前期に放送された。NHK連続テレビ小説110作目。日本初の女性弁護士で、後に裁判官となった三淵嘉子さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤がヒロインの猪爪寅子を演じ、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描いた。50年を超える朝ドラの歴史で、主演キャストが続投した形での映画化は史上初。映画では79年に裁判所長退官セレモニーが行われた寅子が、「これからは隠居生活を楽しむ」と宣言した矢先に「男女平等問題専門家会議」の座長を務めてほしいと依頼を受け、寅子は断り切れずに承諾し母校・明律大学からの頼みで、法制史ゼミの講師を担当する物語。
伊藤は、映画化への思いを聞かれると「すごい、うれしかったですし、そういうことって可能なのか? 歴史的に、ほぼなかったと。光栄でした」と喜んだ。その上で「たくさんの方が愛してくれたんだと。わっしょい、わっしょいじゃなく、求めてもらえる『虎に翼』を届けたいと思った。こんなに早くから、ほおを膨らますシーンがあるとは思わなかった。寅ちゃんっぽくていい。映画を先に見ても、こういう人だと秒で分かる」などと映画を評した。