舞台「Mother」が初日 プロデューサー兼務ワッキーはチラシ5000枚配布の飛び込み営業
舞台アース製薬presents「Mother~特攻の母 鳥濱トメ物語~」が21日、東京・シアターHで初日を迎え、女優酒井美紀(48)、タレント松本明子(60)、お笑いコンビ、ペナルティのワッキー(54)の主要キャストが取材に応じた。戦時中、特攻隊員を見送り続け、特攻隊員から「母」と慕われた実在の人物、鳥濱トメを演じる酒井が主演の舞台。昨年から舞台のプロデューサーも務めるワッキーは、5000枚のチラシを配って回る飛び込み営業を行っていたことを明かした。
ワッキー これだけの大きな会場でやるのは久々なんですけど、目標は全席満席です。実は同じ品川区内に住んでいるので、この辺りもしょっちゅう来ているんですよ。だから、一人でチラシを持って行って『吉本興業でお笑いをやっているワッキーと言います。向かいの劇場でお芝居をやっています』って、近隣のお店や企業にゲリラ的に営業をしたりもしました。実は静岡や福岡にも営業に行っていて、もう70~80件以上、チラシ枚数でいうと5000枚くらいは配ったんじゃないかな。自分でこんなにやってますっていうのも恥ずかしいんですけど。『一生に1回は絶対見た方がいいです!』ってハードルを上げちゃうんですけど、『Mother』はそのハードルを十分に超えられる作品。作品に自信があるから、どこへでも飛び込めちゃうんです。プロデューサーとしての活動は、しんどいこともあるけど、楽しさが上回りますね。『Mother』のためなら、何でもできるんです。“日本一の『Mother』ファン”なんで。
これには、一緒に取材に応じていた松本も初耳だった様子で、目を丸くしながら「ワッキーさんが『Mother』にかける愛や情熱を、キャスト一同で感じています。その後ろ姿についていきたいし、本当に惚れてしまいそうです。ワッキーのこの作品への覚悟を感じています」と、全幅の信頼を口にしていた。
キャストとしては、13年から出演しているワッキーだが、今年から演じる役を変更した。自身が54歳となったことで、特攻隊員としては不自然に感じ、警察署長役を務める。
ワッキー この作品の登場人物は、みんないい人なんですが(警察署長は)唯一イヤなヤツ。藤森監督からも「もっとイヤなヤツに」って指示されるんですけど…。根がいいヤツなので(笑い)。
「ライフワーク」と位置付ける舞台に向けて、できることを全てやってきた充実感がにじみ出ていた。