黒木千晶アナの光る手綱さばき 「性接待」発言の女性有識者は謝罪「電波で真意伝える責任は私」
フリーアナ宮根誠司(63)がMCを務める「ミヤネ屋」が終了し、5日から日本テレビ系読売テレビ制作の新番組「ニュースto(にゅーすと)」(月~金曜午後1時55分)がスタート。番組開始から2週間が経過し、読売テレビ黒木千晶アナウンサー(32)がMCとして存在感を発揮し始めている。
月~木曜MCを担当する黒木アナは同局系「そこまで言って委員会NP」の議長を5年以上務め、司会者としてキレのあるサバキに定評がある。新番組では、各曜日5人のコメンテーターに意見を振りつつ、一方で意図が伝わりきらないコメンテーターの発言には果敢に切り込んでいく。
黒木アナの手綱さばきが光ったのは15日放送回。木曜コメンテーターとして出演した脳科学者の中野信子氏の高市早苗首相をめぐる発言した際、黒木アナは毅然(きぜん)と対応した。
中野氏が「私が気になってるのは、高市総理が時々、お友達が少ないって言われると思うんですけど。これで、もし高市さんが女性でなかったら、っていうことをよく考えるんです」と投げかけた。続けて「政治の場では夜のネットワークというか。そういう場でネットワーキングをして、こういう人がいる、ああいう人がいるっていうのをリクルートしていくみたいなところがあると思うんですけど、女性はそのプラットフォームを使えないんです。ほぼ性接待みたいなところがあるから」などと真顔で主張した。
黒木アナはすかさず「そういうことはないと思います」と毅然と対応。黒木アナの的確な判断により、以降の番組は正常に進行した。
中野氏は19日夜、自身のインスタグラムで当該発言について謝罪。「【10月15日放送『ニュースto』での発言について】 10月15日放送『ニュースto』における私の発言について、ご説明とお詫びを申し上げます」と前置きした上で書き出した。
「番組内で私が提起したかったのは、夜の会食を通じた接待の場が、事実上ビジネス上の人脈づくりの場として機能している一方、女性はそこに参加しにくく、結果として仕事上のネットワークから外れやすいという構造の問題でした。しかし、限られた放送時間の中で私の説明が不十分だったため、本来お伝えしたかった趣旨とは異なる形で受け取られる発言となってしまいました。公共の電波で真意を正確に伝える責任は、発言者である私にあります」とつづった。
黒木アナは1993年(平5)10月25日、横浜市生まれ。青学大文学部卒業後、16年に読売テレビ入局。主な出演番組は「かんさい情報ネットten.」など。22年には番組内で先輩社員との結婚を発表。