山下達郎「JOY2」でオリコン週間アルバム1位、20~70代6年代での1位はオリコン史上初
シンガー・ソングライター山下達郎(73)が、14日にリリースした37年ぶりのライブ・アルバム「JOY2」が、発売初週(12~18日)で10万7000枚を売り上げ、20日発表のオリコン週間アルバムランキング(26日付、オリコン調べ)で通算13作目の1位を獲得した。男性ソロアーティストによるアルバム通算1位獲得作品数で、歴代2位タイから歴代1位タイに浮上した。
さらに、73歳9カ月での1位獲得となり20代、30代、40代、50代、60代、70代の6つの年代にわたり、アルバム1位を獲得したオリコン史上初のアーティストとなった。アルバム1位獲得最年長アーティスト記録では、25年9月に「I believe」で76歳1カ月で1位を獲得した矢沢永吉(77)に次ぐ、歴代2位となっている。
「JOY2」は、山下にとって76年の「IT'S A POPPIN' TIME」、89年の「JOY」に続き3作目のライブ・アルバムとなる。収録内容は、08~25年までの18年間で実施した13本の全国ツアーの、600を超える公演から山下本人が厳選したベスト・オブ・ベストテイクを、3枚組、全38トラックにまとめ上げた。
Disc1には「SPARKLE」「DONUT SONG」「僕らの夏の夢」「土曜日の恋人」「風の回廊(コリドー)」「さよなら夏の日」「THE THEME FROM BIG WAVE」などライブには欠かせない定番曲に加え、初期の名作「CIRCUS TOWN」や近年のヒットナンバー「SYNC OF SUMMER」まで16トラックを収録。
Disc2には「WINDY LADY」や「PAPER DOLL」、「BOMBER」を挟んだ「SILENT SCREAMER」に加え、「恋のブギ・ウギ・トレイン」など、山下達郎のライブの真骨頂とも言える10トラックを収録。 Disc3には「人力飛行機」「ミライのテーマ」など比較的、新しいナンバーに加え、「蒼氓(そうぼう)」「ずっと一緒さ」などの染み入るナンバー、さらに「高気圧ガール」「アトムの子」「RIDE ON TIME」などのタツロークラシックから最新曲「MOVE ON」まで幅広い選曲で12トラックを収録。
また、初回盤にのみ付属されるDisc4には、既発のシングルにボーナス・トラックとして収録されていたライブ音源6トラックに新たなミックスを施し収録するのに加え、ツアーではおなじみの「LET'S DANCE BABY」のメドレー箇所だけをエディットした10年、12年、14年のバージョンの3トラックも収録。合計9トラックというファン垂涎(すいぜん)のボーナス・ディスクができ上がり、豪華4枚組での発売となった。
アートワークは「JOY」に引き続き、米ロサンゼルス在住のポップ・アーティスト、アンドレ・ミリポルスキー(75)による描き下ろしイラストがレイアウトされ、前作からの流れを踏襲。37年ぶりの続編にふさわしい、ポップかつインパクト十分のジャケットが完成。ミリポルスキーは、91年発売の山下の10作目のスタジオ・アルバム「ARTISAN」のアートワークも手掛けており、タッグが35年ぶりに実現した。
山下は今月4日に、自身の公式YouTubeチャンネルで、「JOY2」を解説する本人による初の動画「『JOY2』のできるまで」を配信した。山下にとって初めての試みで、自身のプロデュースの下、さまざまな分野で活躍するクリエーターの山崎デルス氏が映像編集を担当。ステージ写真が、ふんだんに使用された中、TOKYO FM「山下達郎 サンデー・ソングブック」(日曜午後2時)のように、山下が音声で「JOY2」制作の裏側を語る、貴重な動画となった。また、本人による楽曲解説のショート動画も5日以降、連日、配信している。