【写真】「まんが日本昔ばなし」公式Xから

TBS系で1975年(昭50)から94年まで放送された国民的アニメ「まんが日本昔ばなし」公式Xは17日、作品の著作権管理を行う、株式会社愛企画センター名で文書を発表。「現在、私たちは公式VOD(動画配信)サービスの開始に向けて、準備を進めています」と公表した。

公式Xは「『まんが日本昔ばなし』には、全1,467話の作品が存在します。幸いにも、当時のフィルムやテープは今も良好な状態で保存されており、デジタル化された映像は、驚くほど美しくよみがえっています。公式YouTubeで公開している作品をご覧いただければ、その美しさを感じていただけると思います」と、全作品が良い状態で保存されていると説明。「一方で、デジタル化が完了している作品は、まだ全体の一部です。残る1000話以上の作品を未来へ残すためには、膨大な時間と費用が必要です」と、大部分の作品がデジタル化できていないと明らかにした。

その上で「だからこそ、私たちは新しい挑戦を始めます。今回の公式VODサービスで得られる売上は、すべて作品のデジタル化に充てていく方針です」と、公式VODサービス開始の狙いが、全作品のデジタル化にあると説明。「皆さまが作品を観てくださることが、まだ眠っている作品をよみがえらせる力になる。一つの作品がよみがえれば、また新しい世代に届けることができる。そして、その作品が次の50年、100年へと受け継がれていく。私たちが目指しているのは、そんな仕組みです」と、全作品が良好な形で未来に残っていくための、持続可能なサイクルを作っていく考えを示した。

さらに「もう一つ嬉しいご報告があります。次のイベント開催が決まりました! 麻布台ヒルズでの開催をきっかけに、たくさんの皆さまから温かいお言葉や、全国各地での開催を望む声をいただいています。私たちは、できることなら全国を巡り、より多くの皆さまに『まんが日本昔ばなし』の世界を直接お届けしたいと考えています」とイベントの開催も報告。「また、会場に足を運ぶことが難しい方にもグッズを楽しんでいただけるよう、公式ECサイトの準備も進めています」とECサイトの立ち上げに動いていることも明らかにした。

そして「そこで、皆さまにお願いがあります。皆さまは、これからの『まんが日本昔ばなし』に何を期待しますか? どんなVODサービスだったら嬉しいでしょうか。どんな楽しみ方ができたら、子どもや孫に見せたいと思いますか。イベントで訪れてほしい地域や、こんなグッズがあったら嬉しいという声も、ぜひ聞かせてください」とファンに意見も求めた。「『もう一度観たいお話がある』『ここは絶対に変えないでほしい』『こんなことができたら面白い』どんな小さなことでも構いません。もちろん、厳しいご意見も大歓迎です。皆さまの声が、これからの『まんが日本昔ばなし』をつくっていきます。すべてのご要望にお応えできるとは限りません。それでも、一つひとつの声を大切に受け止め、できることから形にしていきたいと考えています」と呼びかけた。

最後に「懐かしいから、残すのではない。これからの日本に、そして世界に、必要な物語だと信じているから、残したい。『まんが日本昔ばなし』を、令和の子供たちへ。この作品を未来へ残すのは、私たちだけではありません。どうか、皆さまもその一人になってください。皆さまなら、『まんが日本昔ばなし』のどんな未来をつくりたいですか? ぜひ、コメント欄で聞かせてください」と訴えた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 「まんが日本昔ばなし」公式動画配信サービス開始へ…狙いは全1467話の完全デジタル化 」