姫野花春「とにかくうれしくて」映画「さとこはいつも」ティーチイン付上映で最優秀俳優賞祝福
姫野花春(かしゅん、16)が17日、都内で、映画「さとこはいつも」(沖田修一監督)ティーチイン付上映に登壇した。
同作は長編映画デビュー20周年の沖田修一監督(49)が脚本から手がけたオリジナル作品。約300人の中からオーディションで選ばれた姫野は有村架純、石田ひかりとともにトリプル主演を務めた。年齢も育った環境も異なる3人の「さとこ」が、降りかかる出来事や妄想をきっかけに自由で、みっともなくて、いとおしい日々を自分の物語として書き始めていく中で、人生が交差していく物語。
映像作品初出演で初主演を務めた姫野は、第31回釜山国際映画祭(10月6日~15日開催)コンペティション部門で、最優秀俳優賞を史上最年少で受賞する快挙を果たした。受賞を祝して監督から花束が渡されると、「昨日釜山から帰ってきたんですけど、(現地での)スピーチと、今日沖田監督に会えて…とにかくうれしくて。これ以上うれしい空間はない感じです」と喜んだ。
同映画祭は来場者数が20万人を超え、「空港に着いた瞬間、盛り上がっていて、世界中から映画が大好きでここに来ている人がたくさんいると思いました」と笑顔。そして「石田さん、有村さんとプルコギを食べたり、カンジャンケジャンを食べたり。映画祭をぐるっと見て回っていて、個人的に好きな韓国の女優さんをちょっと見られました」と振り返った。
観客から受賞について「なにか(事前情報など)あったんですか?」と聞かれると、考え込みながら「映画祭から一度帰国して、1日経たないくらいのタイミングでマネジャーさんから『もう一度行くかも』と。私はクロージングセレモニー行けると思って楽しみにしていたんですけど。それが思いがけない出来事で…」と説明。「ちょっとすごかった。自分の中にいろんなことがやってきて。言葉にするのが難しい」と心境を語った。
沖田監督は「上映から1カ月ほど経ち、どんな反応があるだろうと思っていて、中でも姫野さんをみたらびっくりするだろうとは思っていたんですけど、想像を超えて、賞をもらって。こうやってトロフィーをもってニコニコできるとは思いませんでした」とし、姫野も「どんな言葉も今の感情に当てはまらないんですが、すごくしびれています。感謝でいっぱいです」と笑顔で締めた。