反田恭平被告が謝罪文 奈良の顧問職を辞任、活動は継続「音楽以外に社会に貢献する術がない」
道路交通法違反(指定速度違反)で在宅起訴され裁判が進行しているピアニスト反田(そりた)恭平被告(32)が9日、公式サイトに、自身の直筆署名を入れた謝罪文を掲載した。
反田被告は「これまで寄せていただいた御期待と信頼を著しく損なう事態を招きましたこと、心より深く御詫び申し上げます」などと謝罪。今後については「私には音楽を皆様にお届けすること以外に、社会に貢献する術がないのだという思いに至りました」と活動継続を明言した上で、「奈良県文化政策顧問」は辞任の意向を表明した。年内に国内で予定している全公演の収益は公益団体に寄付するとした。
また続く投稿では、10月下旬からの全国ツアーは予定通り開催するとした上で「来場のご意思を変更されるお客様におかれましては、チケットの払い戻しを受け付けることといたしました」と告知した。
反田被告は昨年12月、首都高速道路で、制限速度を84キロ超える時速144キロで車を運転し、道交法違反(速度超過)の罪で在宅起訴された。代表を務める所属事務所は同法違反容疑で裁判が進行中であることを認める声明を公表している。
▼全文
御詫びと御報告
この度は、私自身の軽率な行動により、関係者の皆様をはじめ、日頃より御支援、御声援を賜っております皆様に多大なる御迷惑と御心配をお掛けし、これまで寄せていただいた御期待と信頼を著しく損なう事態を招きましたこと、心より深く御詫び申し上げます。
また、皆様への御報告並びに御詫びが遅くなりましたことにつきましても、重ねて深く御詫び申し上げます。
これまで温かく応援してくださった皆様のお気持ちを思うと、どのような言葉を以て御詫び申し上げるべきか、申し訳なさのあまり、言葉も見つかりません。それでもなお、私自身の言葉で皆様に御詫びをお伝えしなければならないとの思いから、この文章を綴っております。
此度の件を踏まえ、今後控えております演奏活動の在り方を含め、自らの立場と責任について幾度となく自問自答を繰り返し、熟考を重ねて参りました。
その中で、私には音楽を皆様にお届けすること以外に、社会に貢献する術がないのだという思いに至りました。
日頃より温かい御声援をお寄せくださる皆様、そして、厳しい御指摘やお叱りのお言葉をお寄せくださった皆様、そのいずれの御意見もありがたいお言葉だと真摯に受け止めております。
このような状況の中、誠に恐縮ではございますが、今後の私自身の立場と責任に関し、以下の通り御報告申し上げます。
1.「奈良県文化政策顧問」の職を辞すること。
2.年内に予定されております国内での全公演における収益については、公益的な活動を行う諸団体へ寄附すること。
もとより、これらの決断を以て、自らの犯した過ちが許されるものではなく、また、失われた信頼を容易に取り戻せるものではないことは、重々承知しております。
自らの行動が招いた事態の重大さを決して忘れることなく、今後も一つひとつの行動を通じて、その責任と向き合い続ける所存でございます。
改めまして、この度の私の行動により、多大なる御迷惑をお掛けしました全ての皆様に、心より深く御詫び申し上げます。
反田恭平