公開初日にロケ地の鳥取県知事「大ヒット間違い梨!」主演大谷亮平も「旅行先を迷う方は倉吉へ」
俳優大谷亮平(46)が9日、東京・シネスイッチ銀座で主演映画「遥かな町へ」(錦織良成監督)の公開初日舞台あいさつに登壇した。
48歳の主人公が1963年の中学時代にタイムスリップしたことから、人生の選択を見つめ直す大人の青春物語。「孤独のグルメ」などで知られる漫画家・谷口ジロー氏が88年に発表した同名漫画を日本で初めて実写化した。大谷は48歳の建築デザイナー、中原博史を演じた。
今もどこか懐かしい風景が息づく鳥取・倉吉市が舞台。「先日倉吉に行って、久しぶりに私たちもこの映画を見ました。終わった後に心が洗われるような、ヒーリングも兼ねている作品」と完成版を見た感想を述べた。自身は昭和55年生まれ。「そんなに昭和を知らないんですけど、家の中のつくりや布団の柄、扇風機、懐かしい思いがあった。初めて行った場所なのに、ふるさとなんじゃないかと錯覚するような落ち着いた気持ちになれました」。
そんなロケ地の鳥取県からこの日は、平井伸治知事(65)が来場。「大ヒット間違い梨!」と、かごいっぱいに入った名産の梨を錦織監督(64)に手渡した。同知事は「鳥取は、まだ昭和です。映画の舞台と同じ町が昔のままございます。ほっこりした家族、忘れられない思い出、そういうものが鳥取にはございます」。いま倉吉市を訪れるとさまざまなクーポンがつくことに触れ「これだけ出血大サービスをしている映画はございません! ぜひこの際、本当の昭和を見に来ていただけるとありがたい。いい映画、鳥取県、撮っとります」とアピールして風のように去った。
最後のあいさつで大谷も「倉吉は本当にすてきな町で、食べ物もおいしい」と話し「旅行先などで迷われている方がいらっしゃいましたら、ぜひ倉吉を訪れてみてください」と後押しした。