【写真】「吉例顔見世大歌舞伎」で上演する「仮名手本忠臣蔵」取材会に出席した尾上右近

尾上右近(34)が8日、都内で、「吉例顔見世大歌舞伎」(11月1~25日、東京・歌舞伎座)で上演される「通し狂言『仮名手本忠臣蔵』」の取材会に、中村隼人と出席した。

右近は、「大序」「三段目」「四段目」で、初役で塩冶判官(えんやはんがん)をつとめる。

「仮名手本忠臣蔵」は、塩冶判官の切腹から、残った家臣たちがあだ討ちを果たすまでの物語。壮大な物語の発端でもあり、中心でもある塩冶判官をつとめることに、右近は「判官さまというお役をさせていただく日が来たらうれしいとも感じていましたし、いつかという思いは当然、持ちながら見させていただいてきました」としつつ「判官さまをやらせていただくということが、ちょっと想像がつかなかったです。どういう気持ちになるのか分かりませんし、やっている最中もどういうマインドになるのか分かりません」と、物語の発端になり、亡くなった後も浪士たちの心にありつづける大きな役への思いを語った。

以前は、塩冶判官が切腹した場面の後は、演じた役者はそのまま家まで送り届けられたという習わしに触れ「いかに仇討ちに向かっていくかという物語がそこから始まっていきますので、その後に続くお役の人たちの気持ちの動機づくりをするというか、本当に亡くなったような気持ちになってもらうということが重要。ものすごく背負うお役だと感じています」と話した。

「五、六段目」「七段目ではおかるを演じる。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 尾上右近「どういうマインドになるのか」 初役の塩冶判官 11月歌舞伎座「仮名手本忠臣蔵」 」