杉村太蔵氏が渦中の人物を一刀両断「前代未聞の国会議員。ちょっといないですよ!」資質を疑問視
元自民党衆院議員で実業家の杉村太蔵氏は7日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時40分)に生出演。簗和生農相が今年2月の衆院選で自身を支援しなかった地元自治体の道路予算を「大幅にカットした」と、身内の会合で発言していた問題をめぐり、「これは(自身を支持しなかった自治体への)『報復減額』だ」とした上で、「大臣と言うより(国会)議員として」の資質に、強い疑問を呈した。
番組では、簗氏が衆院選後の5月の党会合で、衆院選で首長が自身を支援しなかった那須烏山市と那珂川町に触れ「道路予算は大幅にカットした」と発言した内容について、国交省が6日に公表した調査結果を伝えた。簗氏はこの2自治体の予算配分額に関して、2026年度の予算配分額が決まる前で衆院選直後の2月中旬ごろ、黒田昌義官房長と佐々木紀国交副大臣(いずれも当時)に照会していたことや、国交省側はその時のメモなどの記録は残っていないと主張し、黒田氏が「はっきりと覚えていないが、働きかけや圧力はなかったと思う」と説明したこと、さらに国交省の対応を受けて7日に簗氏があらためて取材に応じ、2自治体の道路予算カットの働きかけをあらためて否定したことなどを報じた。
水曜コメンテーターを務める杉村氏は「(国交省側が)今回、メモをとっていなかったと。国会議員が各省庁に何か問い合わせをするときの窓口は、一本化した方がいい」と主張した。 一方、番組MCの大下容アナウンサーは、簗氏が旧安倍派裏金事件で政治資金収支報告書への1746万円の不記載が表面化し、自民党から役職停止6カ月の処分を受けたことに触れ、「今回また、『政治とお金』ということですよね、大きく見ると。どう、(大臣になるまでの)その間の期間を過ごしていたのかなと」と指摘。この指摘に、杉村氏とともに水曜コメンテーターを務める弁護士の萩谷麻衣子氏が「働きかけがなかったにしても、自分がカットしたという趣旨で、自分が『行為主体』だということで話している。そうすれば、自分を支持しなければ予算がカットされてしまうことを、自治体に牽制(けんせい)するような発言をしてしまう。そういう発言をすること自体が、少なくとも、大臣として資質があるのかということ」と、言及した。
すると杉村氏は、萩谷氏のコメントに対し、「大臣というよりも、議員としてのそもそもの資質が」と言及。「これは『報復減額』ですから。自分に票を入れなかったら予算を減らすぞなんて、こんな政治家、ちょっと今までないですよ。『予算をつけました』という人はいても」と、簗氏の「予算カット」発言を痛烈に批判。「これは、前代未聞の国会議員ですよ」とも述べ、簗氏の一連の対応を、終始厳しい調子でただした。