「VIVANT」別班黒須の実家&バローは恵那店!岐阜県でロケ多発のワケ…新聖地が続々誕生へ
TBS系日曜劇場「VIVANT」(午後9時)第19話(第2シーズン9話)が4日、放送された。同局の「アジア大会愛知・名古屋」の中継を終え、3週間ぶりの放送となった。リスタート回で、新たな“聖地候補”が誕生しそうだ。以下、ネタバレあり。
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主人公乃木憂助(堺雅人)が、中国の諜報機関シンシーに拉致されている別班奪還作戦を展開。一方、シンシーの責任者ハン・リンシン(宮下今日子)は、過酷な拷問にもかかわらず、別班員が秘密組織テントの情報が漏らさないことにいら立ちを見せる。
その中で、ハンは日本にいるエージェント「盧」に連絡し事態の打開を試みる。その際、盧がいたのは、日本の街道。その背後には、東海地方を拠点とするスーパーマーケット「バロー(Valor)」の店舗が大映しとなった。SNSでは「バローキター」「突然のバロー」などと沸いた。
「バロー」はバローホールディングス傘下の株式会社バロー(本部・岐阜)が東海地方を中心に251店舗を展開するスーパーマーケット。「バロー」によると、当該店はバロー恵那店だった。広報担当者は「撮影があったことは把握していましたが、昨日放送だとは知りませんでした」と明かした。放送から一夜明け、店舗前での撮影者が殺到する「聖地巡礼活動」が確認できたかどうかは「午前10時開店なので、現状確認できておりません」とした。
その後には“種明かし”も。拉致されている別班員、黒須駿(松坂桃李)の実家が、岐阜・恵那市にあることが判明。そこを舞台にしたストーリーも展開された。
第2シーズンに入って、岐阜県でのロケが多発しているのには理由があった。同作の福澤克雄監督が24年10月に恵那市で講演した際、古い町並みが残る恵那市岩村町の「岩村城下町」を視察し、絶賛。縁が生まれ、ロケ地として岐阜を愛用したとみられる。岩村城下町の町並みは第11話で登場している。
第12話で公安・新庄浩太郎(竜星涼)が潜伏中のタイの大広間のような室内で納豆をかき込むシーンが登場。この場面は岐阜県庁1階ホワイエ(ロビー)で1月にロケが行われた。放送翌日から「聖地巡礼」客が殺到。担当者は「土日は4倍の来客」と明かしている。現在は納豆の食品サンプルが置いてあり、人気撮影スポットになっている。
多治見市名産の陶磁器の複合施設「セラミックパークMINO」(同市)は中国諜報機関「シンシー」の「情報収集センター」に早変わりした。第14話から登場。無機質な建造物が特徴的で、野崎守(阿部寛)らが2月のロケに参加。担当者によると来場者は一気に5倍に。福澤監督がロケハンで同所を訪問し「一目ぼれしたという話です」と明かした。
◆岐阜県以外の国内ロケ地 鳥取県中南部に位置する人口4000人未満の日南町は、聖地巡礼の地に早変わり。第14話、乃木が電話するために途中下車したのが生山(しょうやま)駅だった。登場時間は約9秒。放送翌日からファンが押し寄せ、週末は大にぎわい。町役場によると、ロケは昨年夏に行われたという。担当者はロケの堺を目撃し「背筋がピンと伸びててオーラがすごかった」。日南町は勢いそのまま、町名の愛称を来年3月末まで「NICHI VIVANT CHO」に変更すると発表した。