「三谷君、君は卑怯者だ!」三谷幸喜氏が倉本聰氏に激怒された思い出を回想
脚本家の三谷幸喜氏(65)が3日、総合司会を務めるTBS系「情報7daysニュースキャスター」(土曜午後10時)のスタジオ生出演を欠席。電話で出演し、先月18日に多臓器不全のため91歳で亡くなった脚本家の倉本聰さんをしのんだ。
番組冒頭、総合司会のTBS安住紳一郎アナウンサー(53)が事情説明。三谷氏が同日、作・演出を手がける舞台「アメリカン・ドリーム」の岡山公演に、出演メンバーの山崎一(69)の体調不良のため代役出演していることを伝え、夜公演もあるため東京には戻ってこられず、番組を欠席しているとした。番組後半では電話出演を予定していることも明かした。
後半、週間の話題を伝えるニュースワードランキングのコーナーで、安住アナは「岡山にいる三谷さんと電話がつながっています」と紹介。三谷氏は電話越しに「こんばんは。すいません、今日、うかがえなくて」と謝罪した。
注目のニュースのコメントを求められると、三谷氏は「やっぱり倉本さんですね」と先輩脚本家の訃報に言及。「僕はすごい思い出があって、2003年なんですけど、NHKで倉本さんと野沢尚さんと僕と3人でドラマを共作したことがあるんですよ。オムニバスだったんですけど」と、3人で2話ずつリレー方式で脚本を手がけた作品「川、いつか海へ6つの愛の物語」を振り返った。
三谷氏は「その時に、3人の作で何をやるか、というので会議室に集まって話し合いをするんですけど、倉本さんがすごい熱量の高い方で、野沢さんも熱量が高いので、2人がすごい言い合うというか、議論をしあって、それを僕がずっとはじで見ていたんですけど」と回想。「そうしたら急に倉本さんが僕の方を向いて、『三谷君、君は卑怯者だ!』とすごい怒られまして。『僕は下の世代の人とこうやって仕事をしたいと思ってこの仕事を受けたのに、なぜ君は僕を怖がってそうやって話に参加してこないんだ!卑怯者!』ってすごい怒られたんですよね」と明かした。
三谷氏は「僕、すごい熱量低い人間なので、聞くだけ聞いとこう、と思って黙ってましたけど」ととぼけたように語り、スタジオは苦笑。安住アナから「先輩から厳しい言葉かけられたのも、三谷さんの人生にとっては財産になりましたね」と聞かれると、三谷氏は「確かにまだ覚えてますよね。声とか、質量をね」としみじみ語った。