【写真】梅花女子大学文化表現学部舞台芸術表現学科開設記念スペシャルイベントに登壇した元宝塚歌劇団雪組トップ望海風斗(撮影・阪口孝志)

元宝塚歌劇団雪組トップで女優の望海風斗が3日、大阪府の梅花女子大学で、文化表現学部舞台芸術表現学科開設記念スペシャルイベントに登壇した。

望海にとって、「初めてに近い」というトークイベントへの出演。宝塚時代について、「どんな男役か説明するのも難しいので、まず一発歌っちゃいます!」と言い、いきなりエリザベートの楽曲「最後のダンス」を披露。圧倒的な歌声で初っぱなから聴衆の度肝を抜いた。

「プロとしての心構え」のテーマでは「舞台が好きだから続けているじゃダメ。お客さまが来てくれないと成り立たない。チケット代を払って見に来てくださっているお客さまが、帰るときに値段以上の喜びを見いだしてくれるとうれしい」と話し、「挫折」のテーマでは、2歳から続けてきたバレエが下手で挫折を味わったと明かしながら、「辞めたいな、逃げたいなと思うこともあったけど、下手なりに続けていて良かった。挫折が自分を作ってくれた。自分で乗り越えた経験が、いつか後輩が同じ悩みで苦しんでいるときに共感してあげられる。挫折が糧になると思って乗り越えてほしい」と語った。

現在、ツアー中のブロードウェーミュージカル「ファニー・ガール」の名曲「パレードに雨を降らせないで(Don't Rain on My Parade)」も披露して、大きな拍手を浴びた。

第2部では、同学科で教授を務める元宝塚歌劇団スターで、演出家の謝珠栄氏らとクロストーク&質疑応答に参加。元宝塚トップという肩書が「大きい。周りの方が『トップスターの方だから』と気を使われる立場なので、自分から壊した」、宝塚時代に上級生から「待っているだけじゃやりたい役は来ない。どうなりたいか自分をプロデュースして突き詰めないと」とアドバイスをもらったなどのエピソードを披露した。

質疑応答では、「緊張したときにどうすれば良いか」という学生からの質問に、「書き出して整理する。爆発しそうなときは爆発して、落ち着いてから考えれば良い」などとアドバイスを送り、「やりたいことがあったら恐れずにやってみる。周りが助けてくれることもある。くじけながらちょっとずつ自分のスタイルができあがっていく。今やりたい、好きだという気持ちを持ち続けて、どこかで一緒に仕事ができる日が来るのを楽しみにしています」と笑顔でエールを送っていた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 望海風斗「まず歌っちゃいます!」“名刺代わり”圧倒的な歌声披露、役者の卵にはエール 」