「ミヤネ屋」今日20年の歴史に幕 丸岡いずみ、蓬莱大介氏と名物掛け合い 宮根誠司を全国区に
フリーアナウンサー宮根誠司(63)がMCを務める読売テレビ制作の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)が2日の放送をもって終了し、20年の歴史に幕を下ろす。06年7月31日に関西ローカルでスタート。08年3月31日から日本テレビでも放送が始まり、全国のお茶の間に定着した。
番組の最大の魅力は宮根による予定調和に収まらない進行だった。ニュースや芸能、政治、事件、災害、天気までジャンルを問わず取り上げ、専門家に「それ、どういうことですか」と視聴者目線で質問。歯に衣(きぬ)着せぬコメントと、生放送中のハプニングにも対応する柔軟さで支持を集めた。
番組からは数々の名物コンビも生まれた。日本テレビのニュースキャスターを務めた丸岡いずみキャスターとは、東京と大阪を結んだ短いニュースコーナーで絶妙な掛け合いを展開。宮根の矢継ぎ早の質問を丸岡がさらりとかわすやり取りが人気となり、丸岡は「奇跡の38歳」として注目された。
11年から天気を担当した気象予報士・蓬莱大介氏との“打ち合わせなし”の掛け合いも番組終盤の名物となった。宮根が天気図や予報に鋭く突っ込み、蓬莱氏が応戦する姿は視聴者に親しまれた。蓬莱氏は今年3月、15年間出演した番組を一足早く卒業した。
一方で、大規模災害や重大事件が発生すれば、娯楽色を抑えて速報態勢に切り替えた。大阪から全国へ発信する番組として、関西らしい距離感や率直さを残しながら、午後の情報番組というジャンルをけん引した。
宮根は朝日放送の局アナ時代を含め、26歳から63歳まで37年間、平日の帯番組を担当。2月の終了発表では、視聴者やスポンサー、スタッフへの感謝を述べ、「9月末までまだ半年ありますんで、頑張っていきたい」と語っていた。また、最終回を前に局を通じてコメントを寄せ「「視聴者の皆さまに支えられて、今日まで放送を続けることができました。本当にありがとうございました。20年間の感謝を込めて、最後の一回もミヤネ屋らしくお届けします。全力で頑張りますので、ぜひ最後までご覧ください」と語っている。
5日から同枠では新番組「ニュースto」がスタートする。読売テレビの黒木千晶アナが月~木曜と隔週金曜、SUPER EIGHTの村上信五が金曜のMCを担当する。