【写真】「死ぬまでにやりたいこと」と番組名を書いた卒塔婆を披露したハチミツ二郎

お笑い芸人のハチミツ二郎(51)が、9月30日までに東京・墨田区のすみだメディアラボで会見し、「死ぬまでにやりたいことプロジェクト」の概要を発表した。所属する吉本興業で、現在は社員として働く山岸未歩さんが13歳の時に、二郎と松田大輔のコンビ、東京ダイナマイトが地元青森の営業に訪れた際に思った「いつか一緒に仕事をしたい」という願いが、今回の企画のきっかけ。山岸さんが13年に入社後、13年後の企画立ち上げに、二郎は「(時間を)かけ過ぎだろ、13年も。もっと早くできただろ」と、愛のあるツッコミを入れて笑いを誘った。

企画は衛星放送協会の「クリエイターズ・グランプリ2026」で、提出された全88作品の中から上位4作品に入り、優勝賞に選出。ただ、番組制作費1000万円が贈呈されるグランプリは逃した。そこで今回、番組制作費を集めるため、クラウドファンディングを実施することも発表された。番組は、吉本興業が運営するBSよしもとで30分×3~5話想定のドキュメントバラエティー番組として放送予定。集まった協賛金次第では、内容の充実や放送回数の増加の可能性もあるという。

会見に同席した企画発案者の山岸さんは「(初対面した)中学生のころから換算すると、20年以上なので感無量です。最初に見たのは、M-1グランプリ2004。衝撃を受けたのを覚えています」と、しみじみと語った。山岸さんが入社後、今回の企画に際して話し合うまで、全く接点はなかったという。ただ二郎は「青森の営業で一緒に写真を撮ったのは覚えています。私は会った人は全て覚えています」と明かすと、それを初めて知った山岸さんは号泣。会見中、しばらく涙が止まらなくなっていた。

「ミル・マスカラスというプロレスラーが昔、『我々の仕事は、世界中のどんな子どもに影響を与えているか分からないので、いつ、どんな場所でも気を抜いちゃいけない』と、インタビューで言っていました。私も、そのミル・マスカラスの言葉を信じて、芸人をやってきました。そういう(山岸さんのような)小中学生が1人でもいたのであれば、まんざらでもなかったなと思います」。マスカラスは主に60~80年代に活躍した覆面のプロレスラー。日本や出身のメキシコだけではなく、世界中で絶大な人気を誇った人気者から、自身も影響を受けてきた。子どもの憧れ、夢を大切に、常に全力で仕事と向き合ってきた、まじめな人柄をのぞかせていた。【高田文太】

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 子どもの夢を認識し続けたハチミツ二郎、青森の営業で出会った当時13歳の吉本社員の夢かなえる 」