桂笑金、2年ぶりVへ自信「発想力と演技、落語の総合力の戦い」 三題噺王選手権抽選会
上方落語協会会長の笑福亭仁智が29日、大阪市の天満天神繁昌亭で行われた「第6回三題噺王選手権」のお題決め公開抽選会で司会を務めた。
同選手権は、出場者が抽選で決まった3つのお題を盛り込んだ創作落語で競う大会。昨年までは三題噺と絵本のコンテストを組み合わせた「落語と絵本のアニュアーレ」として開催されていたが、本年度から絵本部門をなくし、上方落語協会主催の「三題噺王選手権」として再始動した。
11月23日に大阪市「大淀コミュニティセンター」で開催される「三題噺王決定戦1stラウンド(予選会)」に向け、この日は出場者10人のうち9人が出席。桂咲之輔、林家染吉、月亭天使、桂あおば、露の新幸、月亭希遊、桂笑金、笑福亭笑生、笑福亭笑有が抽選に臨んだ。桂三実は欠席した。
出場者は「人」「場所」「物」の3つのテーマから1つずつ引き、それぞれのお題が決定。笑福亭笑有は「指揮者」「地下室」「へちま」、笑福亭笑生は「ピエロ」「ラジオ局」「手紙」、桂笑金は「ウェーター」「電話BOX」「雑煮」、月亭希遊は「おばあちゃん」「古本屋」「日傘」、露の新幸は「博士」「実家」「洗面器」を引いた。
また、桂あおばは「クラスメート」「ライブハウス」「パラシュート」、月亭天使は「運転手」「図書館」「レンタカー」、林家染吉は「姉」「サウナ」「お茶碗」、桂咲之輔は「武士」「交差点」「スマホ」に決定。欠席した桂三実に代わって仁智がくじを引き、「ミュージシャン」「パン屋さん」「ガードレール」に決まった。
前々回優勝、前回準優勝で、2年ぶりの頂点を狙う笑金は「シンプルに発想力と演技、落語の総合力の戦いだと思います」と分析。笑福亭仁智から「ハードルを上げてるな~」とツッコみが入ると、「僕は優勝と準優勝しております」と実績をアピールし、ライバルにプレッシャーをかけた。
予選では持ち時間12分で三題噺を披露し、6人が決勝へ進出する。決勝は来年1月29日、天満天神繁昌亭で開催予定。仁智は、予選後に同じお題で内容を変更することも可能だと説明し、「中身もブラッシュアップしていただいて結構です。どんな決勝戦になるか楽しみです」と期待を寄せた。