【写真】緒方恵美(2026年1月撮影)

アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジ役などで知られる声優の緒方恵美(61)が29日、Xを更新。「戦争」と「外交」について改めてつづった。

緒方は28日夜、ベネチア映画祭で最高賞・金獅子賞を争うコンペティション部門に出品された、塚本晋也監督の「ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?」について「震えが止まらなかった」などと感想をつづったポストをした。18歳でベトナム戦争に従軍した帰還兵アレン・ネルソンさんの自伝「『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』ベトナム帰還兵が語る『ほんとうの戦争』」が原作。ネルソンさんは日本全国で1200回以上の講演を行い「ほんとうの戦争」を語り続け、09年9月に枯れ葉剤の影響とみられる多発性骨髄腫で亡くなった。同書では加害者の視点から、戦争の恐ろしい現実と拭いきれない精神的な痛みなどをつづっている。

緒方は29日の更新で、自身のこのポストを引用。改めて「戦争を始めてしまったら止められない」と切り出した。そして「私達はそれを今タイムリーに知ってる。始まれば大勢しぬ。自分も愛する人達も。武器を持てばより大きな武器を…その連鎖を埋めるだけのお金が今のこの国のどこに?」と疑問を呈した。

その上で「戦争を止めるのは外交。敵対ではなく毅然とした交渉を。どうか。#憲法9条は最後のお守り」と記した。

ちなみに、緒方は23日の投稿で高市内閣の27年度予算の概算要求で内閣広報室の予算を、前年度比10倍以上の約72億円としている報道について「その予算で救えるものがたくさんあるのにーーなぜ」と言及。その後も25日には「残念だけど来てしまった。今までで最大の『踏ん張りどころ』。それが『今』」と今の政治状況について感じている危機感を語り、「考えてみてもらえませんか。一緒に。よくなる方法。検討してもらえたらうれしいです」と呼びかけていた。これに対し、ネット上ではさまざまな論議が起きる反響を呼んでいた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 緒方恵美が警鐘投稿「憲法9条は最後のお守り」「戦争を止めるのは外交」 」