テレビ朝日「大変な驚きと深い悲しみ」倉本聰さん追悼 ドラマ「神様からの遺言」を来年放送予定
ドラマ「北の国から」などで知られる脚本家の倉本聰(くらもと・そう、本名山谷馨=やまや・かおる)さんが18日、多臓器不全のため死去した。91歳。倉本財団が28日、公式サイトで発表した。
訃報(ふほう)を受け、テレビ朝日は追悼コメントを寄せた。同局では、「やすらぎの郷」「やすらぎの刻~道」など数々のドラマが放送されていた。また、同局では、生前に倉本さんが執筆されたドラマ「神様からの遺言」を、来年放送だと明かした。
▼以下、コメント全文
突然の訃報に接し、大変な驚きと深い悲しみを禁じ得ません。
テレビ朝日では、近年、京都の祇園祭を背景に壮大なスケールで描いた倉本聰スペシャルドラマ「祇園囃子」や、新たに「大人のための帯ドラマ枠」を創設する画期的な試みとなった帯ドラマ劇場「やすらぎの郷」、開局60周年記念作品として1年間の放送に挑戦した「やすらぎの刻~道」といった数々のドラマをご執筆頂きました。テレビ朝日のみならず日本のテレビドラマ界全体に大きな影響を与え続けてこられました。
倉本先生の情熱にあふれた妥協のない作品づくりと、人間とその営みに対する温かな眼差しは、私たちテレビに携わる者にとっても大きな道しるべとなりました。
テレビ朝日では、生前に先生がご執筆されたドラマ「神様からの遺言」を、来年放送する予定です。
今作は、先生の実話を基に創作された、脚本家を巡るヒューマンドラマです。現在のテレビ界への思い、そして、自らの老いと共に感じた死生観を込め、ご本人自ら“これがラストメッセージだ”とおっしゃる仕上がりになっております。
先生がこの作品に込められた思いとメッセージを真摯に受け止め、その魂を大切に、作品を皆さまにお届けできるよう放送に向けて準備してまいります。
倉本先生の長年のご功績に、深甚なる感謝を申し上げますとともに、心よりお悔やみを申し上げます。