【写真】映画「undo」+「PICNIC」4Kリマスター公開記念舞台あいさつに登壇した、左から岩井俊二監督、山口智子、豊川悦司(撮影・村上幸将)

豊川悦司(64)と山口智子(61)が26日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた、94年の主演映画「undo」と96年「PICNIC」(岩井俊二監督)4Kリマスター公開記念舞台あいさつに登壇し、撮影以来、30年ぶりに再会した。山口が「30年前なのに30分前みたい。変わらないよね」と言えば、豊川も「智ちゃんが来る前に、岩井さんと20年前? と言っていたけど…30年前」と笑みを浮かべた。

「undo」は、94年10月に東京・シネスイッチ銀座で1週間限定公開されると、レイトショーながら連日、長蛇の列が発生し銀座を騒然とさせ、95年8月のテアトル新宿のロードショーでも劇場動員記録を塗り替え再上映を求める問い合わせが殺到した、今もなおカルト的人気を誇る。

豊川は、自身も出演した岩井監督の95年「Love Letter」の公開30周年記念4Kリマスターが25年に公開された当時「(今回の2作も4Kに)なれば、いいなと思った。中編…長い作品じゃないし、今はウケないような作品。このコンプライアンスの時代に」と笑みを浮かべた。山口は「だからこそ、じゃない? 本当に、岩井さんは、こういうものを作りたいという熱情の固まり、40度くらいに熱が出ているくらいの感じで現場に行っていた。心、念のこもった作品。時間をかけたほうが伝わる。時間をかけると怪しい感情がしみこんで、生命力をまとった感じが、岩井さんらしい」と語った。

豊川は、公開されたこと自体については「俳優として、すごいうれしいとともに、とっても、とっても恥ずかしくもあります」と照れ笑いを浮かべた。その上で「32年前を、ふつふつと思い出し、30年もたって共有できるのが信じられない出来事」と語った。山口も「本音を申し上げると、昔、自分が出た作品を、皆さんがご覧になった後、出て夢を壊しちゃいけないと言う固まり」と照れた。そして「32年経っちゃったし、豊川さんと、岩井さんと会いたい」と2人の再会を喜んだ。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 豊川悦司と山口智子、主演の岩井俊二監督作舞台あいさつで30年ぶりに再会果たす 」