石川さゆり、親友の死去に悲しみ「生まれた時から、本当によくがんばりましたね」
歌手の石川さゆり(68)が24日までにインスタグラムを更新。親交のあった胎児性水俣病患者の金子雄二さんの訃報(ふほう)を受け、追悼した。
石川は金子さんらとの思い出写真をアップし「信じたくない、悲しい知らせを受けました。親友の金子雄二さんが亡くなりました」と言及。「彼はお母さんのお腹の中で、メチル水銀の影響を受け、生まれた時から日本の公害病である水俣病を背負い、一生を過ごしました」と紹介し、「1978年、成人になった自分たちは一生を人のお世話になり、生きなければならない。でも成人式は自立、大人への宣言。自分たちも1つのことを成し遂げ、これからの大人としての自覚をもって生きていきたいと、『若い患者の会』がスタート。そこからの友です」と長年に渡る交流を振り返った。
昨年、金子さんが「もう一度、石川さゆりを呼んで『石川さゆりのショーをやろう!』これが自分たちの最後にできること」と企画し、そのオファーが石川のもとに届いていたという。11月21日に水俣市で開催することが決まっていた。
「9月21日に彼は『一生懸命』この言葉のままに生き抜きました。11月21日、私は皆と会い、歌うのを楽しみにしていたのに、あと2ケ月。金子さんの体調が良くないことは聞いていましたが、会えると信じていました」と悔やみ、「生まれた時から、本当によくがんばりましたね。生まれて今日まで、どれくらいさまざまなことと闘ったのでしょう。(想像が及びません)」と思いをめぐらせた。
続けて「『若い時、ハンサムでしたよ。お互いに年を重ねたね』と言いながら、笑った日のこと、思い出します」としのび、「いっぱい私も勇気や励まなければできないこと、教えていただきました。ありがとうございました」と感謝。「ゆっくりと、優しく、永眠くださいませ」と悼み、「そして、現在『若かった患者の会』の皆さん、病と闘っている人をお守りください。約束した11月21日、私も水俣へ歌いに参ります」とメッセージをつづった。