とろサーモン久保田が個展開催 くっきー!、しずちゃんと合作の絵「怖いタロットカードみたい」
お笑いコンビ、とろサーモンの久保田かずのぶ(46)が22日、東京・西武渋谷店でこの日から始まった「久保田和靖個展 なぐりがき~猫狂~」開催に先立ち、野性爆弾のくっきー!(50)、南海キャンディーズのしずちゃん(47)同席で会見した。絵を描くことを得意とする3人は、個展のテーマでもある「猫」を題材に、事前打ち合わせなしの即興で「猫の死神」と名付けた合作の1枚を完成させた。
「猫の死神」完成までの工程は、久保田が顔を描いた後、くっきー!が首から下を描いた段階で、不可思議な方向へと、一気にかじを切る格好となった。ピカソを始めとした、抽象画を思わせるよう久保田が描いた猫の顔。それと不釣り合いなムキムキの体と正座という人間っぽさと、手の爪だけ猫の要素を残した、くっきー!が描いた胴体。最後にマジックペンを託された、しずちゃんは笑いながら困り果てた末に、首の下とつながっている1匹、背中からもう1匹という、追加の2匹の猫を描いた。
完成品を見て久保田は開口一番「ちょっと怖いタロットカードみたいになりました」と、思わず苦笑いで語った。しずちゃんは「最高傑作ができたなと思います」と、熱い言葉とは裏腹に淡々と語った。追加で2匹を描いたことについては「流れに乗っただけ」と、導かれるように描いたという。
くっきー!は「初めての感覚というか『負けたくない』と思いましたね。でも、それでいて一体化したいという…。チャクラの影響です。チャクラってるから」と、オリジナルの言葉を用いつつ、しずちゃん同様、導かれるように描いたと補足していた。久保田は「すばらしい絵だと思いますけど、ほしい方は、言っていただければ」と、値段を設定して販売するのか、オークションにするのかなどは不明ながら、希望者が入手可能な方策も考えていくようだ。
久保田がアーティスト名「久保田和靖」として個展を開催するのは4年ぶり2度目。前回は1円から100万円までの値段設定で販売した、全57作品が完売した。今回は2万円から6660万円までの34作品を販売し、他に非売品の作品も展示する。久保田は「8割が猫で、関西(ローカル)で中丸(雄一)くんとやっているアート番組で描いた絵もあります」と説明。制作期間は「3、4カ月。毎日、描きなぐっていたので」(久保田)という。
個展は、西武渋谷店が58年の歴史に幕を閉じる9月30日まで開催。久保田は「オレがイベントしたから、ここが閉まるんじゃないかと疑われるんですけど(個展開催が)決まってから、閉まることが(発表された)」と補足した。ちなみに久保田の西武渋谷店の思い出は「去年の夏、猛暑の時に涼みに来ました」。これに同調するように、くっきー!も「空調がいいんだよね。西武の風。青い風ね」と、プロ野球の西武をイメージしたように話し、笑いを誘っていた。