「ばけばけ」トミー・バストウ、なら国際映画祭アンバサダー就任 流暢な日本語にリンゴが驚嘆
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」や米ドラマ「SHOGUN 将軍」に出演した英国人俳優、トミー・バストウ(35)が19日、奈良市内で行われた「なら国際映画祭2026」のオープニングセレモニーに出席し、同映画祭のアンバサダーに就任した。
就任式では、昨年からアンバサダーを務める漫才コンビ、ハイヒールのリンゴ(65)から目録を贈られた。バストウは「このステージに立てることを、本当に光栄に思っています」と笑顔を見せた。
続けて「映画は僕の人生を形作り、世界の反対側から僕をここまで連れてきてくれました。人間というものを深く見つめるきっかけを与えてくださった偉大な映画監督や映画人の皆さんに、心から感謝しています。そして、これからどんな映画が生まれ、どんな作品に出会えるのか、本当に楽しみで仕方ありません」と流暢(りゅうちょう)な日本語でスピーチ。リンゴは「めちゃくちゃ日本語うまいですね!」と目を丸くした。
NHK大阪放送局制作の「ばけばけ」では、髙石あかり演じるヒロイン・松野トキの夫で、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルにしたヘブン役を演じた。
「なら国際映画祭」は平城遷都1300年にあたる2010年、映画監督の河瀨直美氏(57)をエグゼクティブディレクターに迎えて始まり、2年に1度開催されている。9回目となる今年のテーマは「CROSS」。19日から23日までの5日間、奈良市内で多彩な作品を上映する。
開幕日の19日には、世界遺産・東大寺の大仏殿前で、6年ぶりとなる「祈りのレッドカーペット」を開催。バストウをはじめ、河瀨監督、黒木瞳、加藤雅也、宮澤エマ、関水渚、インターナショナルコンペティション審査委員長を務める映画「007/慰めの報酬」のオルガ・キュリレンコらが登場した。出席者は僧侶らの読経が響く中、映画祭の開幕を祝い、平和な未来へ祈りをささげた。