朝ドラ「ブラッサム」制作統括、視聴者と「一緒に乗り越えていけるムーブメントを」
NHK大阪放送局の藤森康江局長が17日、同局で定例会見を行った。会見には、28日にスタートする連続テレビ小説「ブラッサム」(月~土曜午前8時)の制作統括、村山峻平チーフプロデューサーが出席し、放送直前の意気込みを語った。
同作は明治、大正、昭和を駆け抜け、自由を求め続けた山口県出身の作家・宇野千代をモデルに、主人公・葉野珠(はの・たま)の波瀾(はらん)万丈の人生を描くオリジナル作品。石橋静河が珠を演じ、珠の高齢期を加賀まりこが演じる。
村山チーフプロデューサーは、宇野の著作にはさまざまな経験を重ねた後の視点から、苦難も「へっちゃらだった」と読者を勇気づける言葉がつづられていると説明。一方で、実際に困難に直面した時には「とんでもない心の揺さぶりがあり、悲しかったり、泣いたり、怒ったり、笑ったりという目まぐるしい感情があったはず」と思いを巡らせた。
その上で「そうした感情を『ブラッサム』でリアルタイムに描くことが、今を生きる方たちと一緒になりながら乗り越えていけるムーブメントをつくることになるのではないか」と作品に込めた思いを明かし、多くの視聴者に見てもらいたいと呼びかけた。