中村ゆりさん死去 直腸がんとは…粘膜の細胞が異常に増える悪性腫瘍 腸閉塞は排便が困難に
女優中村ゆりさんが直腸がんで亡くなっていたことが14日、明らかになった。所属事務所が発表した。44歳だった。
所属事務所は「9月1日 中村ゆりが直腸がんのため永眠いたしました。生前のご厚誼に感謝いたしますとともに謹んでお知らせ申し上げます。近親者、弊社俳優とスタッフで葬儀を済ませましたことをご報告いたします」と発表。
事務所によると、13年前にもがんを患っていたが、寛解したという。「しかし昨年1月再びがんが見つかり、手術は成功したものの、術後に転移が見つかりました。その時点で根治・寛解を目指すことは難しく、がんとうまく付き合っていくための治療を続けながら、より長く、生き生きと良い人生を歩むことを目指すことになりました」とし、「今年8月、復帰に向け回復に努めていた中、再び腸閉塞を起こし、突然余命わずかと告知を受けました」と明かした。
直腸がんとは直腸の粘膜にある細胞が異常に増えて発生する悪性腫瘍。大腸がんの約3~4割を占める。主な原因は生活習慣と遺伝的要因とされている。
また、腸閉塞(イレウス)とは腸管の動きが鈍くなり、排便が困難になることにより起こる病気。「機械的腸閉塞」と「機能性腸閉塞」があり、機械的腸閉塞は腸が外から締めつけられた場合や、腸壁の変化などが原因となる。ヘルニア、癒着、腸捻転(ねんてん)、狭窄(きょうさく)、腫瘤などがある。一方、機能性腸閉塞は腸管にこれといった原因がなく起こる腸閉塞で、けいれん性やまひなどがある。症状として、激しい腹痛、腹満、はき気や嘔吐などがある。